
使わないiTunesカード、せっかくなら現金化できないかな?と思いますよね。
中途半端に余ったiTunes残高も、どうにかうまく活用したいものです。
ここでは、iTunesカードを現金化する方法や、iTunes残高をうまく使い切る方法をまとめてご紹介します。
最も損しないiTunesカードの使い方とは?
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iTunesカードで課金すると、いっつも数十円だけ余ったりするんですよねー。
何かいい方法はないかな?

人からiTunesカードを貰ったけど、Androidユーザーだから使い道がなくて…
なんてパターンもあるよな。
このページでお伝えしたい要点
iTunesカードは額面の7~8割程で現金化できる
ただし一度アカウントに紐づけしたiTunesカードの現金化は不可能
余った残高は、アプリ課金などで有効に使い切るのが◎
iTunesカードは現金に戻せる?ギフトカードの基礎知識
ここではまず、iTunesカードはそもそも現金化できるのかどうかと、できるとすればいくらぐらい手に入るのか、そしてできないのはどんなケースかという3点について、具体的な例を挙げて解説していきましょう。
iTunesカードは額面の7~8割で現金化できる
そもそもiTunesカードとは、AppleストアやiTunesなどで商品を購入する際に利用できる“プリペイド式のギフトカード”のことを指します。
現在の正式名称は「Appleギフトカード」。過去には、「App Store & iTunesギフトカード」と呼ばれていた時期もありました。
iTunesカードのままではその使い道はAppleストアなど関連サービス内に限られてしまいますが、実はこのカード、売却すれば額面の7~8割程度の現金に換えることができるのです。
使える総額は少し減るものの、利用先の制限がなくなるのは嬉しいですよね。
なお、iTunesカードには実際のカードにコードが記載されている「カードタイプ」と、コードだけがメールで送られてくる「Eメールタイプ」の2種類がありますが、売却先を選べばどちらも問題なく現金化することが可能。
具体的な売却先など現金化方法については後述しますので、使わないiTunesカードを持っている人はそのままにせず、換金することもぜひ検討してみてください。

iTunesカードは現金化できるんですね!

たとえば10,000円のiTunesカードなら7,000円ほどで売れる可能性があるぞ!
使わないからといって放置するのはもったいないな!
【重要】ただし、チャージ済みのiTunesカードは換金不可!

ええっ!?使いかけのiTunesカードはダメなんですか!?

そうだ!もし現金に戻したいのなら、あくまでもチャージ前にしろよ!
一方、いくら残高のあるiTunesカードでも現金化できないケースがあります。
それが「iTunesカードとApple IDを既に紐づけてしまっている場合」です。
AppleストアなどでiTunesカードを使うには、まず自身のApple ID、つまりアカウントへ16桁のコードを登録する(紐づける)必要がありますが、実はこの作業を行ったiTunesカードは、もう二度と他のアカウントへ登録し直すことができません。
つまり登録後のiTunesカードは他の人にとって「使えないカード」となるため、たとえまだ1円も使用していない状態だったとしても、売却することはできないというわけですね。
もしiTunesカードを現金化したいと考えているなら、カード裏面やEメールに記載されている16桁のコードは決して自身では利用しないように注意しましょう。

「カードが未使用であること」が重要なんですね!

もし自分のアカウントを紐づけてしまったら、二度と現金化できないからな!
iTunesギフトカードで買った商品を転売するのも×

iTunesカードで買ったものを転売すれば、現金が手に入りませんかね…?

デジタルコンテンツのコピーや転売は違法だ!絶対やっちゃいけないぞ
iTunesカードをうっかり自身のApple IDに紐づけてしまったときの現金化手段として、「iTunesカードで購入したものを転売すれば現金が手に入るのでは?」と考える方も中にはいらっしゃるかもしれません。
しかし、残念ながらiTunesカードを使って購入した商品を転売することは、法律上NGであるため注意してください。
iTunesカードで購入できるのは、音楽やアプリ、電子書籍などの“デジタルコンテンツ”です。
これらは元々技術的にコピーや譲渡するのが難しい仕組みになっているうえ、仮にできたとしてもコピー・アップロード・ダウンロードのすべてが違法。
最悪の場合はコンテンツをコピーしただけでも罰せられる恐れがありますので、残念ながら「登録してしまったiTunesカードの現金化はできない」と心得て、不必要なリスクを負うことはないようにしましょう。
即日OK!iTunesカードを現金化する3つの方法
未登録のiTunesカードなら現金化できることがわかりましたが、では実際に現金化するには具体的に何をどうすればよいのでしょうか?
その答えは「iTunesカードを売却すること」です。
ここからは早速、iTunesカードの売却手段として使える方法を3つ、ピックアップしてご紹介します。
ギフト券の買取専門店で売却する
iTunesカードを買い取ってくれる業者の中には、iTunesカードやAmazonギフト券など、プリペイド式のギフトカードを専門に取り扱っている業者も存在します。
このような業者であれば、iTunesカードの種類(カードタイプかEメールタイプか)を問わず、比較的よい条件でカードを買い取ってもらえるでしょう。
店舗を持たないネット専門の業者が多いので、売買は「カードやEメールに記載されている16桁のコードをメールで送信し、料金を振り込みで受け取る」というやり方で行われるケースがほとんど。
優良業者を選べばコードの送信から振り込みまでの時間は早くて10分程度と非常に短いため、家から出ることなく、すぐに現金がほしいときにおすすめの方法です。
ただし、換金率が明らかに低かったり、個人情報の取り扱いなどに不安が残ったりする業者も中には存在します。
利用前には公式サイトの会社情報やSNSなどの口コミもしっかりチェックして、信頼できそうな優良業者を見極めるようにしてください。

ギフト券専門のショップなら、Eメールタイプでも買い取ってもらえるんですね!

悪質な業者に騙されないようにだけ注意しろよ!
金券ショップへ持ち込む
そしてカードタイプのiTunesカードなら、ギフト券専門ではない金券ショップへ持ち込むことでも売却することが可能です。
金券ショップとは、iTunesカードだけでなく、電車などのチケットや商品券などを広く取り扱う古物商のこと。
街中で「チケット買取」などの看板を目にする機会も多いですよね。
金券ショップでiTunesカードを買い取ってもらう場合、重要なのは“入手した際の証明になるものを提示すること”です。
具体的には「購入時のレシートや領収書」があると、多くのお店で買取金額をアップしてもらえます。
逆に、プレゼントなどでレシートのないiTunesカードを売りたいときには、金券ショップ以外の売却先を検討したほうがよいかもしれません。

レシート、残ってたかな…!?

普段は捨てることが多いやつでも、このレシートは大事に取っておけよ!
ネットオークションに出品する
そして3つ目の手段として、ネットオークションサービスのひとつである「ヤフオク」を利用する方法もあります。
メルカリなどのフリマサービスではiTunesギフトカードの売買が規約で禁止されていることも多いのですが、ヤフオクはそのような制約がないためです。
運がよければ業者買取では実現できない「95%以上」の換金率で売れることもあり、もっとも効率のよい現金化手段だと言えるかもしれません。
ただし、ネットオークションはその仕組み上、落札までに時間がかかる点が最大のデメリットになります。
早く確実に現金を手にしたいなら、ギフト券専門買取業者など他の方法も合わせて検討してみましょう。

メルカリはだめかあ~…

初めて利用するところでは、出品ガイドをよく読むんだぞ!
安全にiTunesカードを換金できるのは?おすすめの優良買取業者5選
いざiTunesカードを売却しようと思ったとき、気になるのは「どの業者に売るのが一番お得で安全なのか?」という点ですよね。
中には換金率や個人情報の取り扱いに不安が残る悪質な業者も存在するため、売却先は慎重に選びたいものです。
そこでここでは、自信を持っておすすめできる「ギフト券専門の買取業者」を5つ、厳選してご紹介します。
カード式、Eメール式問わず高換金率で買い取ってもらえるところばかりですので、iTunesカードの買取業者をお探しならぜひ一度以下の5店に目を通してみてください。
そもそもiTunesカードの現金化は違法?気になるルールと注意点
ここまでiTunesカードの現金化方法について説明してきましたが、実行へ移す前には「iTunesカードを売買することに問題はないのか?」という点を、合わせて知っておきましょう。
ここからは、iTunesカードの現金化において押さえておくべきルールと注意点を具体的に解説していきます。
違法ではないものの、利用規約には要注意
まず結論から申し上げると、iTunesカードを売り買いすることは法律上なんの問題もありません。
ただし、iTunesカードの利用規約に注意する必要があります。
参考として、iTunesカード(現Appleギフトカード)の利用規約に明記されている文言の一部を、以下に引用しましょう。
5. 追加の制限
本ギフトカードは、換金不能で、現金による返金 (法律に定める場合を除く)、交換、転売を行うことができず、または本ギフトカードのご購入にはご使用できません。
(中略)
これらの本規約に違反する方法によって取得、使用、または本アカウントに対して適用された疑いのある場合、お客様に通知を行うことなく、返金なしに本ギフトカードまたはコンテンツコードの無効化、本アカウントの停止または契約解除、別の支払い方法の要求、本製品の購入または本コンテンツの購入または使用を行う権利の停止または契約解除、注文のキャンセルまたは制限、および別の支払い方法への請求を行う権利を留保します。
引用元:Apple「Apple Gift Cardおよびコード、Appleアカウント残高、およびコンテンツコード利用規約」
つまり、「iTunesカードは転売などで換金することはできず、発覚した場合はギフトカードやアカウントの停止などの処置を行う」ということですね。
さらに、クレジットカード各社も利用規約で「換金目的のiTunesカードの購入」を認めていないケースがほとんどです。
未使用iTunesカードの現金化は「換金・交換・転売」行為者の特定が困難であるためApple IDの利用停止にまで至る可能性は低いと考えられますが、iTunesカードの購入に使ったクレジットカードは利用停止になる恐れがあると認識しておいてください。
法律違反にはならないものの、iTunesカードを売却するのはあくまで「不要なカードを処分する」程度の感覚で行い、明らかな換金目的だと判断されかねない頻繁な購入などは避けるべきだと覚えておきましょう。
「空売り」は明確に違法!損害賠償が発生する恐れも
そしてもうひとつ、明確に法律違反になるため気を付けたいのが「空売り」をしてしまうことです。
空売りとは、既に使用済みのiTunesカードや、架空のコードを売って現金を不正に受け取る行為のこと。
つまり「使えないiTunesカードを使えるように見せかけて売却する」という違法行為を指します。
実は、ギフト券専門の買取業者などでは買い取り手続きにかかる時間が非常に短いため、使えないiTunesカードを売却しても一時的に料金が振り込まれ、空売りが成立してしまうケースがあるのです。
たとえ悪意がなくても、前述した「Apple IDに連携済みのiTunesカード」など、他者が使えないiTunesカードを売却した時点でそれは明らかな空売り。
後から返金を要求されるのはもちろん、最悪の場合訴訟や財産の差し押さえなどに発展する恐れもありますから、iTunesカードの空売りは絶対にしないよう注意してください。

使用済みのiTunesカードで現金が貰えるならラッキーじゃん!

あとで必ずバレて返金を要求されるし、
最悪の場合は裁判にもなるから「空売り」は絶対にやっちゃダメだぞ!
トラブルを防ぐには、信頼できる業者の見極めが大切
最後に、法律や規約とは少し異なりますが、iTunesカードの現金化におけるトラブルを避けるために知っておきたい注意点にも触れておきましょう。
トラブルを避けるために最も重要なのは、“信頼できる優良業者を見極めること”です。
たとえばiTunesカードの買取相場は「70~85%程度」ですが、これより低すぎたり、逆に高すぎたりするサービスは少し怪しいと考えたほうがよいかもしれません。
換金率が低い場合は当然ですがその分損をするため避けるべきですし、相場より圧倒的に高い換金率が提示されている場合は、個人情報だけ抜き取る詐欺サイトの恐れがあるためです。
今回ご紹介した信頼性の高いサイト5選なども参考に、安心して取引できる優良業者を自分の目でしっかりと見極めてくださいね。

換金率は高すぎても怪しいんだね…

自分で判断できるよう、相場の知識を身に付けておくと心強いぞ!
iTunesカードの場合は「70~85%程度」が目安だ!
端数も諦めない!iTunesで余った残高の上手な使い道
ここまでご紹介したのは「未使用のiTunesカードを現金化する方法」でしたが、では一部使用してしまい、中途半端に余った残高はもう諦めるしかないのでしょうか?
前述のとおり、一度自分のアカウントに紐づけたiTunesカードは、残念ながらたとえ残高が丸々残っていても現金化することができません。
ですがせっかくのお金。できるだけ損しないためには、“その残高を最大限うまく使い切る”ことを目標にしましょう。
ここでは最後に、中途半端に余ってしまった残高の有効な使い道を4つ、具体的にご紹介します。
1.iTunes Storeで音楽や動画を購入する
いままで音楽や動画を「CD・DVD」で購入されていたならば、ぜひデジタル配信サービスの「iTunes Store」を利用してみてください。
好きな曲を一曲単位で購入できるため、中途半端な残高も賢く使い切ることができますよ。
また、「Apple TV App」を利用して、映画やテレビ番組を購入するのもおすすめ。
特に新しい海外映画なら字幕版と吹き替え版が両方収録されており、再生中も含めて自由に切り替えられるので、吹き替えと字幕を見比べながら視聴するなど、テレビでの視聴とは違った楽しみ方が可能です。

好きな曲だけ買って聴く…なんてこともできるんですね!

一曲あたりで値段が設定されてるから、残高が数百円しかなくても大丈夫だ!
2.Apple Booksで電子書籍を購入する
「Apple Books」とは、電子書籍のダウンロード販売システムのこと。以前は「iBooks Store」という名称で親しまれていたサービスです。
自宅にいながら気になる本をスマホで簡単に購入できるため、iTunesカード残高の使い道としても有力な選択肢のひとつ。
書籍は余った端数でも購入できる手頃な価格から揃っているうえ、「サンプル読み」で冒頭の数ページの試し読みが可能なので、買ってから失敗した!と後悔するリスクを限りなく軽減できますよ。
専用アプリでは購入後の操作性も高評価ですから、普段から本をよく読む方、またこの機会に気になっていた本へ手を出してみようと考えている方は、ぜひ一度Apple Booksを覗いてみてはいかがでしょうか。
3.アプリの購入やアプリ内の課金に使う
普段iPhoneやiPadで広告付きの無料アプリを使っている人は、この機会に有料アプリへとアップグレードしてみるのも残高の使い道としておすすめです。
必ず流れる広告を非表示にできたり、操作性が上がったりするのは、アプリ価格以上の快適性をもたらしてくれるかもしれません。
また、お気に入りのゲームなど普段課金しているアプリがあるなら、そのアプリ内購入にもiTunesカードの残高が使えます。
そのようなアプリでは100円や300円で購入できるアイテムなども多くありますから、端数をギリギリまで使い切るのにぴったりですよ。

やっぱり僕にはこの方法が一番だな~!

普段無料アプリを使っているなら、あえてこういうのを試すのもいいな!
4.LINEスタンプなどLINEのコンテンツに利用する
多くの人に利用されている「LINE」。コミュニケーション手段として最適なアプリですね。
そしてそのLINEでトーク(会話)に花を添えるLINEスタンプも、iTunesカードの残高で購入が可能です。
より正確にお伝えすると、スタンプショップで使える「コイン」を、iTunesカードの残高で購入できるということ。
つまり、コインで購入できるコンテンツであれば、スタンプに限らず「LINEミュージック」や「LINEマンガ」、「LINE着せ替え」など、様々なアイテムを余った残高で手に入れられるのです。
日ごろ多く使うアプリですから、この機会により自分好みに使えるようカスタマイズしてみてもよいかもしれません。
まとめ:iTunesカードの現金化は未使用時のみ可!信頼できる業者で換金しよう
「iTunesカード」はアカウントの紐付けにより利用可能となります。
そのため、使用途中のカードは他人へ販売ができません。
iTunesカードを売却して現金化するなら、使えないカードを売ってしまう「空売り」には十分注意するようにしましょう。
iTunes残高を利用できるコンテンツには、音楽やアプリなどさまざまなものが用意されています。
余った残高も賢く使って、ワンランク上のiPhone生活を楽しんでくださいね。

一度使っちゃったカードは現金化せずに他の方法で使い切るしかなさそうですね!

まあ、使い道は色々あるからな。
好みの使い方を見つけてみてくれ!