ちょっとしたお小遣いが稼げるアプリやサイトにはいろいろな種類がありますが、最近話題になっているのが「レシート買取アプリ」。
レシートを撮影して買い取ってもらうだけで、ポイントを貯めることができます。
この記事の概要
捨ててしまうレシートでポイントが貯まるのは嬉しいですが、いざ口コミを探してみると「レシート買取は危険!」と書かれている記事をちらほら見かけます。
レシート買取アプリは本当に危険なのでしょうか?
今回はレシート買取の危険性や安全に使うためのコツ、そして実際にポイントが稼げるアプリを紹介します。
レシートアプリの仕組みとは?
そもそもレシートアプリって何?という方のために、レシートアプリの仕組みについて簡単に解説しましょう。
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レシートアプリとは、普段のお買い物で受け取っているレシートを買い取ってもらえるアプリのこと。
買い取るといってもレシートの実物を郵便で送る訳ではありません。
スマホのカメラでレシートを撮影し、アプリ内に送信をすることでポイントやお金と交換してもらえる仕組みです。
どのレシートでも買取をしてもらえますので、普段からレシートを撮影する習慣をつけるだけでコツコツとお金を貯められます。
そのため手軽にできるお小遣い稼ぎとして人気が高まってきています。
しかし人気が集まる一方で「レシートアプリは危険!」と批判をするレビューサイト、口コミサイトが増えているのも事実です。
レシートでポイントが稼げる理由
レシートの情報だけでお金が稼げること自体、不思議だと感じる方もいると思います。
もらったレシートをすぐに捨ててしまう方は決して少なくありませんし、最終的にゴミになるものがなぜお金になるのか疑問ですよね。
それでも稼げるのには、ちゃんと理由があるんです。
レシートアプリを利用する際は、年齢や性別などの「属性情報」を登録することになります。
そのあと場所や品名、時間などが記載されたレシートを登録することにより、
「どの属性の人が、いつ何をどこで購入しているのか」
という情報がアプリ側から分かるようになります。
その情報を参考に、どのような品物をどこに出荷するか、商品展開をどうするかなど、今後の商品の展開を考えることができます。
つまり販売促進のための市場調査、マーケティングを目的としてレシートを買い取っているのです。
レシート買取が危険と言われる3つの理由
買い物をしていると、不要なレシートが人目につく場所に捨てられているのをよく見かけますよね。
第三者に見られても問題がないレシートの情報なら、アプリで買い取ってもらっても問題がなさそうに思えます。
それでもレシート買取が危険だと言われるのには、以下の3つの理由があります。
危険①レシートから個人が特定される
レシート買取アプリの目的は、どの属性の人が「いつ」「どこで」「何を」購入したかについて情報を集め、情報提供先に渡すことです。
アプリ自体を利用することは安心だとしても、収集された情報を誰が確認するのかまでは完全に把握ができません。
レシートには品物だけでなくお店の場所、買い物の時間なども記載されていますね。
それらの情報をもとにして、第三者に個人を特定される可能性がまったくゼロとは言い切れません。
またレシートにはポイントカードの会員番号、クレジットカードや電子マネーの番号などが掲載されることもありますね。
その情報を通し、個人を特定されたり番号を悪用されたりするリスクもあります。
危険②不正利用と判断される
レシート買取アプリはレシートの画像を送るだけでOK、という手軽さが魅力ですが、アプリによっては禁止事項が決められています。
たとえば以下のような行為です。
- 一つのアカウントで同じレシートの写真を送る
- 他のアカウントでレシートを使いまわす
- 自分のものではないレシートを送信する
- キャンペーンの条件を満たさないレシートを送る
意図的にこれらの行為をしていなくても、もしかすると間違って同じレシートを送ってしまうということがあるかもしれません。
アプリによってはレシートの送信の取り消し・修正ができない仕様のものもあり、そうするとせっかく送信したレシートが不正利用扱いされてしまう恐れがあるのです。
危険③アカウントが凍結される
レシート買取アプリではユーザーによる不正利用があったとき、ユーザーのアカウントを凍結、つまり二度と使えなくすることもあります。
さきほど解説をしたとおり、不正利用と判断されるケースには「レシートの送信ミス」が原因のときもあるのですが、それにもかかわらずアカウントが凍結されることがあります。
レシート買取アプリのone、何もした覚えがないのに、アカウント凍結といわれて困っている。
昨日も同じエラーが出たが、何度か再起動してたら使えるようになった。
検索すると同じような方多数…
同じレシートはLINEレシートにしか送ってないけどダメなの?
アプリ何も操作できないから何も分からん。— どりあん【19卒無職】 (@strawberry15j) November 1, 2021
送信をミスしたなら、問い合わせをして取り消せば大丈夫だろう…と考える方も多いと思います。
しかし過去にあったトラブルで、レシートの訂正を問い合わせたところアカウントが凍結された、という事例もありました。
アカウントが凍結されると、貯めたポイントは引き出せません。
もちろんアカウントの凍結を解除できたというケースもありますが、凍結解除の基準については明かしていないアプリが多いですので一概には言えません。
レシート買取3つの危険回避策
ここまで読んで「レシート買取は怖い!」と感じた方もいるかもしれません。
しかしレシート買取のデメリットは、きちんと対策をすれば回避することができます。
レシート買取アプリを安全かつお得に使う上で気を付けたいこと、危機回避策を3つ紹介します。
レシートアプリの危機回避策
レシートの不要な部分を写さない
レシート買取は写真に撮って送るだけですのでとても手軽ですが、面倒だからといってそのまま送るのはリスクがあります。
できるだけ不要な部分を写さない工夫をしましょう。
クレジットカードの決済情報が記載された部分は、折り曲げて撮影してOKです。
レジ担当者名、カードの会員番号など、個人情報にあたる部分は黒く塗りつぶしていても買取をしてもらえます。
またアプリによっては、購入した店舗の住所や電話番号、○○店の部分など、地域が分かる情報を隠してもOKな場合も。
アプリの規約や買取条件を確認してみてくださいね。
個人情報の入力は最小限にする
レシート買取で貯めたポイントは現金に換えることができますが、現金で受け取るためには住所などを登録し、さらに銀行口座と身分証明書をアプリ側に提出しなくてはいけません。
しかし貯めたポイントは現金だけでなく、他社のポイントやギフト券と交換することができます。
ポイントを現金で受け取らないのであれば、登録が必要なのは電話番号だけです。
どうしてもポイントを現金で受け取りたい方は情報を登録しなくてはいけませんが、そうでない方はアプリに登録する情報を最低限に留めましょう。
大手のアプリを利用する
小遣い稼ぎ・現金化ジャンルの中で「レシート買取」は比較的歴史が浅く、いろいろなアプリが現在進行形でリリースされています。
その中には個人情報の管理がずさんなアプリ、理不尽な理由でアカウントを凍結してポイントを振り込まないアプリも存在するも事実です。
危険を回避するためには、多くのユーザーが利用している大手アプリを使うようにすることをおすすめします。
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おすすめレシート買取アプリ6選
それでは、実際にどのような買取アプリが安全でおすすめなのか、具体的に紹介をしていきます。
アプリによって買取方式・ジャンルなどが違うこともありますので、自分に合ったものを見つけて活用していきましょう。
1.キャッシュマート(CASHMART)
- 「ティッシュの写真」「車の写真」など
ちょっと変わったものもポイント獲得の対象に! - 貯まったポイントをアマギフ等に変換できる
- TVなどでも多数紹介実績あり!
キャッシュマートは、累計20万DLを突破したレシート買取アプリです。
通常のレシート買取だけでなく、「歩いた分がポイントになる」「SNSのフォローでポイントがもらえる」など総合的なポイ活アプリとしてもおすすめ!
定期的にアプリ内で「レシートジャンボ」と呼ばれる懸賞企画を実施しており、最大1,000円が当たるチャンスがあるのも嬉しいポイントです。
また、アプリインストール後に友達を招待することで、自分も友達もポイントをゲット!
ポイ活アプリを一つにまとめたい
手軽にサクッとポイントを貯めたい
ポイ活をするなら楽しい方がいい
キャッシュマートこつこつやってたら
アマギフ1000円分交換できた
こういうの嬉し〜〜〜!!!!
こえびにおもちゃ買おう!!!!
10m以上でおすすめのおもちゃある!? pic.twitter.com/zeGoOQXMO0— えび☺︎ 1y4m (@pipipidadada) March 13, 2023
2.ONE(ワン)
ONE(ワン)は累計利用者が100万人を突破している最大手のレシート買取アプリです。
一時期ユーザーが増えすぎて新規登録が停止になったことも。
ONEはレシートを撮影するだけでお金がもらえる手軽さ、簡単さが魅力。
紙のレシートだけでなく、デリバリーアプリやショッピングアプリの領収書も対象ですので、普段の生活でどんどんお金を貯めることができます。
ユーザーが多い分、提携企業や広告企業も多いことが特徴です。
アンケートに答えたり、特定の商品を購入したりすると高額報酬がゲットできるチャンスも。
貯まったお金は銀行へ出金できるほか、コンビニなどで使えるチケットと交換ができます。
出金先口座は日本のほぼ全ての金融機関に対応していますが、手数料が一回280円かかる点に要注意。
⋆͛📢⋆リプ欄解放
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今月のウエル活から始めたばかりやけど
こんなに貯まりました🥳お得活動仲間さんたちのおかげです🫶🏻🤍
招待URLも上限5名まで使っていただいてありがとうございます😊
興味のある方はリプ欄の🔗からアプリDL✨️ pic.twitter.com/5nx4tzPcZZ
— みんと|5児mama (@mint5mama) November 30, 2023
3.CODE(コード)
CODE(コード)は、レシートと買った商品のバーコードを読み取るだけでポイントが貯まるアプリです。
レシートだけでなく商品のバーコードを読み取る必要がありますが、アプリの使いやすさやポイントの貯めやすさなどを理由に人気を集めています。
アプリ内のカメラの精度が高いことでも有名で、スムーズに読み取りができますよ。
ポイントは1pt=1円で貯めることができ、最低換金額はなんと300ptから。
換金手数料は無料で、銀行振込はもちろんのことdポイントやAmazonギフト券などに交換することもできます。
レシートや商品をスキャンすると、換金できる”TAMARUポイント”とは別に、懸賞応募に使える”CODEコイン”も同時に貯まり、いろいろな懸賞に応募することもできます。
ポイ活侮れない。レシートアプリは今もコツコツ実施中。買い物レシートを撮影して購入商品のバーコードを読み取るだけでポイントが貯まる。おすすめはCODEアプリ。貯まったポイントはdポイントやアマギフなどに交換できて食品以外もレシートとバーコードがあればポイント対象になるよ。他にも…
— のん|ワーママ応援 (@nonchan_5656) December 25, 2022
4.CASHb(キャッシュビー)
CASHbは先に紹介したONE(ワン)よりも早い、2016年11月にリリースされたレシート買取アプリです。
他のレシート買取アプリよりもキャンペーン対象のジャンルが幅広く、生鮮食品などが多いことが特徴です。
実際に開催されたキャンペーンの一例を紹介すると「パン」「ヨーグルト」「魚」「豆腐」など、他のアプリでは扱っていないジャンルばかり。
普段スーパーで買い物をする方であれば、ポイントをどんどん貯められるはずです。
デメリットは交換できるのが現金のみであること、最低金額が1000円からであること。
がっつり貯めたいという方にぜひオススメしたいアプリです。
【本日あった良いこと】
・セブンイレブンのアプリで無料クーポンを配っていたのでお茶と引き替えたこと。
・ファミマのアプリでチップスターの割引券を配っていたので、そのアプリのポイントと、Dポイントを併用して無料で手に入れたこと。また、このレシートをキャッシュビーに送って20円も入手。 pic.twitter.com/FCk3vYqniC
— キジバト(鳩通信班) (@kijibato_hato) January 20, 2023
5.楽天パシャ(Rakuten Pasha)
名前から分かる通り、楽天グループが提供しているレシート買取アプリです。
ポイントをゲットするまでの流れが他のアプリと違い、以下のようになっています。
- お買い物の前にアプリ内の「トクダネ」商品を選ぶ
- 対象商品を好きなお店で購入
- その商品が含まれているレシートを撮って送る
ほとんどの商品が購入場所を問わないため、近くのお店で気軽に買い物をしてレシートを送れることがメリットです。
ただ注意したいのは、貯めたポイントは楽天ポイントにしか替えられないこと。
自動的に楽天ポイントに変換されるため、換金の手間がなく最低換金ptなどの設定もありません。
また楽天パシャで一カ月で100ポイント以上獲得すると、楽天市場で貯まる楽天ポイントが+0.5倍に。
普段楽天市場を使っている方にオススメしたいアプリです。
楽天パシャを初めて使いました。レシ活は、レシートがお金に変わる魔法は凄い。
➊クラシルリワード
➋CASH MART(キャッシュマート)
➌ショピレコ
➍LINEレシート
➎pontaアプリに続き、6つ目のレシ活アプリ爆誕です。それぞれのアプリは今度紹介します。https://t.co/hUxUEbkGyB pic.twitter.com/pYADpuGIIX
— 山中淳一@移動系ポイ活アプリ大好き【札幌観光大使】 (@Fkita4) September 8, 2023
【即日】楽天ポイントを現金化する方法9選
6.レシーカ
レシーカはレシートを写真に撮り、登録するだけでTポイントが貯まるアプリです。
レシーカはレシート撮影の習慣づけに力を入れているのが特徴で、以下のような工夫がされています。
- 毎月レシート登録5日目からポイントが貯まるようになる
- 一定日数以上登録すると追加でポイントが貯まる
レシート買取アプリはコツコツと撮影に取り組まなくてはいけないので、どうしても続かない!という方も少なくありません。
レシーカであれば3日坊主の方もきっとポイントが貯められるはずです。
ただ唯一のデメリットは、Tポイントにしか対応していないこと。
ポイ活の一環として取り入れるのもよいかもしれません。
レシートの写真撮るアプリのレシーカ
まとまったらポイント交換とかの手間なく、Tポイントに都度貯まってくから、毎日はやらないけど気まぐれでやるにはなかなか良い^ ^
たまにレシート一枚で10円とかなるしくじ引きみたいでなんか好き— らくちゃんオレンジらくだタメ口でずっと脱線 (@orenjirakuda3) July 29, 2021
レシート買取アプリに関するQ&A
ここまで読んで、レシート買取アプリに挑戦してみよう!と思っている方もいるのではないでしょうか。
最後に、レシート買取アプリを使う上でよく寄せられる疑問に答えました。
複数アプリで同じレシートの使い回しはOK?
同じレシートであっても、別のアプリなら使い回すことが可能です。
一枚のレシートを同じアプリの別アカウント、友人間・家族間などで使いまわすのはNGですが、一枚のレシートを別のアプリで使うのは問題ないケースがほとんどです。
ただ以下の2点のいずれかに該当した場合、使い回しはできないので注意しましょう。
- 同じ会社のアプリである
たとえば「CASHb」と「CASHb for 楽天銀行」はアプリとしては別々でも、どちらも同じ会社が提供しているアプリですので、レシートの併用はできません。
- 規約で他アプリへの提出を禁止している
「レシートde Ponta」「Itsmon」などは、他の会社と同じレシートを提出することを規約で禁止していますので気をつけましょう。
古いレシートも買い取り可能?
古いレシートが買取可能かどうかはアプリによって異なります。
そのため、あらかじめ規約などを確認してください。
ちなみに今回紹介をしたレシート買取アプリの対象期間は以下の通りです。
楽天パシャ | 対象の商品指定から3日以内 |
レシーカ | 7日以内 |
CASHb | 14日以内 |
ONE | 2カ月以内 |
CODE | 期限なし |
レシートは正確に読み取ってくれるの?
レシート買取アプリの読み取り機能はアプリによって異なります。
スマホの機種によっても若干の違いはありますが、アプリによってはなかなか文字を読み取れず何度もエラーになることも。
レシート買取でお金を稼ぐには、毎日コツコツ続けることが重要ですので、ストレスなく続けられるかどうかも重要です。
カメラの精度でアプリを選ぶのもよいでしょう。
ちなみに今回紹介した「CODE(コード)」は、レシート買取アプリの中でも読み取りの精度が高いことで有名です。
今日中にお金が必要なら「現金化サービス」がおすすめ
確かにレシート買取アプリは魅力的だけど、1日にたった数十円しか稼げないのは辛い。
もっとまとまったお金が今日中に欲しい!
そんな方にオススメなのが、後払いアプリやクレジットカードを使った現金化サービスです!
後払いアプリやクレジットカードの現金化については、以下の記事で詳しく確認しています。
まとめ:レシート買取アプリはルールを守れば安全!
レシートを撮影するだけでお金を貯めることができるレシート買取アプリは、リスクが全くゼロというわけではありません。
個人情報が漏えいするリスクや、不正利用とみなされて凍結されるリスクは確かに存在します。
しかしそれはアプリの口コミ、規約やルールなどを確認せずにアプリを利用した時の話です。
レシート買取アプリには必ず規約やルールがあります。
利用前に必ず規約の確認を行いそれを守ることで、不正利用とみなされたり凍結されたりといったリスクは抑えることができます。
またレシートを撮影するときには個人情報に注意して下さい。
最低限の情報を登録する、カード決済部分などを隠すなどの工夫を行い、安全にアプリを使いましょう。