実は、金券ショップではクレジットカードが使えません。
この記事では、「金券ショップでクレカが使えない理由」「クレカで買える商品券・新幹線チケット」等の情報をお伝えします。
金券ショップではクレジットカード決済不可がほとんど
残念ながら、クレジットカードで支払える金券ショップは基本的に存在しません。
街で見かける実店舗はもちろん、キャッシュレス決済の一手段として導入されていそうなオンラインショップですら、支払い方法の選択肢は「銀行振込」や「代金引換」のみとなっているケースがほとんどです。
以前は「甲南チケット」という金券ショップが唯一クレジットカードを使えたこともありましたが、現在ではそれも取り扱いがなくなっています。
【大手金券ショップ(オンライン)支払い方法一覧】
金券ショップ名 | 支払い方法 |
チケッティ | 銀行振込、代金引換 |
チケットレンジャー | 銀行振込、ペイジー |
J・マーケット | 銀行振込 |
アクセスチケット | 銀行振込 |
甲南チケット | 銀行振込、代金引換 |
格安チケット.コム | 銀行振込 |
元々使えた店でも使えなくなったという事実から見ても、クレカが使えない金券ショップばかりなのは、キャッシュレス化が遅れているというより「使えない理由があり、今後も導入されない」と考えるべきだと言えるでしょう。
\↓クレカが使える金券ショップ↓/
金券ショップでクレジットカード払いができない理由
キャッシュレス決済がここまで一般的になった今、なぜ金券ショップだけがいつまでもクレカでの支払いを導入しないのでしょうか。
その理由は、主に以下2つのポイントにあります。
ここではまず、これらの理由についてそれぞれ詳しく解説していきましょう。
カード会社へ支払う決済手数料の負担が厳しい
金券ショップでクレジットカード決済が導入されない一番大きな理由は、「カード会社へ支払う決済手数料の負担が大きい」という点。
そもそも金券ショップとは、商品券や新幹線のチケットなどを額面よりも少し安く買い取り、そこへ若干の手数料を乗せて販売する、という手法で利益を得ている業態です。
そして買取価格に手数料を上乗せするとは言っても、定価より安く売らなければ金券ショップの存在意義がありませんので、結果的に得られる利益はほんの2~3%程度しかありません。
一方で、仮にクレジットカード決済を導入した場合、金券ショップは決済代行会社に対して4~5%の決済代行手数料を支払う必要があります。
つまり元々2~3%の利益しか得ていない薄利多売のビジネスモデルである以上、たとえカード決済が利用者の利便性を向上する取り組みであっても導入するだけで赤字になってしまうため、実行へ移すのが難しいのです。
クレジットカード現金化に利用される恐れがある
さらに、金券という換金性の高い商品を取り扱う業態上、クレジットカードを導入すると「ショッピング枠の現金化に利用される恐れがある」という点も金券ショップにとってはネックです。
ショッピング枠の現金化とは、クレジットカードで買った商品を即現金で転売することにより、支払いは先延ばしにしながら今すぐ現金を作る行為のこと。
法律で規制されているわけではないものの、カード会社が付与枠の現金化を明確に禁止しているため、それに使われやすい商品を取り扱うお店などには、常に警戒の目を光らせています。
現金化の肝は「いかに安く仕入れて高く売り、換金率を高めるか」というところにありますので、定価より安く商品券などが買える金券ショップは、特に利用される危険が高いということですね。
つまり、カード会社を始めとする「現金化を実行させたくない」世の中の流れが、金券ショップへのクレジットカード導入を阻んでいるとも言えるかもしれません。
商品券をクレジットカードで購入する方法
利益率やショッピング枠現金化のリスクからクレジットカード決済を導入しない金券ショップですが、一方で、クレジットカードで買える商品券やチケット類が一切ないわけではありません。
金券ショップにこだわらなければ、換金性の高い金券類をクレジットカードで購入する手段は複数存在するのです。
そこでここからは、現金化に使いやすい金券類を「商品券・ギフト券」と「新幹線チケット・回数券」の二種類に分け、それぞれクレカのショッピング枠で手に入れる具体的な方法をご紹介します。
クレジットカードで買える商品券・ギフト券一覧
クレジットカードで買える主な商品券・ギフト券と、その購入場所を一覧にしたのが以下の表です。
購入できる商品券・ ギフトカードの種類 |
購入場所 |
Amazonギフト券 | Amazon |
Apple Gift Card (旧iTunesカード) |
Apple Store |
JCBギフトカード | JCB公式サイト |
UCギフトカード | UCカード公式サイト |
VJAギフトカード・ Visaギフトカード |
三井住友Visaカード 公式サイト |
三菱UFJニコスギフトカード | 三菱UFJニコス 公式サイト |
百貨店ギフトカード | アメリカン・エクスプレス 公式サイト |
まず、クレジットカードで買える商品券・ギフト券として代表的なのは、デジタルギフト券である「Amazonギフト券」や「Apple Gift Card」でしょう。
これらはそれぞれの公式サイトからオンラインで簡単にクレカ購入できるうえ、買取を専門にしている業者も非常に多くあるため、換金しやすいという特長があります。
ただしカードタイプや商品券タイプなど「実物が手元に届く」パターンのギフト券は売りにくい傾向がありますので、現金化目的ならメールでギフトコードが届く「Eメールタイプ」のものを選ぶようにしてください。
そしてもうひとつ、JCBギフトカードなど、カード会社が発行・提携している商品券であれば、同じカード会社が発行しているクレジットカードを持っている場合に限り、各公式サイトからオンラインでクレカ購入することも可能です。
カードで購入した商品券を金券ショップで“売る”ことはできますから、これも同じく現金化に使えます。
アマギフなどのデジタルギフト券はオンラインの買取専門店で、JCBギフトカードなどの商品券類は街の金券ショップで主に取り扱ってもらえますので、やり取りをネットで完結したいか、直接売りにいきたいかという点でどのアイテムを選ぶべきか検討するといいかもしれません。
ただ、JCBギフトカードなどの商品券類は自宅へ届くまでに1~2週間前後時間がかかるケースも多くあるため、現金化を急ぐなら購入から買取まで即日で完了できるデジタルギフト券を選ぶのがおすすめです。
新幹線チケット・回数券がクレジットカードで買える場所
安定した換金率が期待できるとして昔から現金化手段としてよく使われてきた新幹線チケットや回数券も、以下の場所でクレジットカードを使い購入することができます。
- JRみどりの窓口
- クレジットカード対応の券売機
JRみどりの窓口は係員と直接やり取りが必要なため、現金化目的に利用するなら、自分だけで購入を完了できる券売機を利用するのがおすすめです。
ただし、駅にあるすべての券売機で新幹線チケットをクレカ購入できるわけではない点に注意してください。
みどりの窓口近くにある「新幹線チケット・回数券を取り扱っている券売機」のうち、「クレジットカード専用」など、クレカ決済できる旨が明記されているものを利用しましょう。
商品券がクレジットカードで買えると謳う現金化業者は危険
ネットで金券類をクレジットカード購入する方法を調べていると、「商品券がクレカで買えます!」などと謳っている業者を見かけることがあります。
しかし、実はクレカ現金化目的でこういった業者を利用するのはかなりリスクが高いため、避けたほうがよいのです。
ここからはその具体的な理由や、比較的低リスクな代わりの現金化方法についてご紹介していきましょう。
金券類を使ったクレジットカードの現金化はバレやすい
そもそも、クレジットカードの現金化はカード会社の規約で明確に禁止されている行為です。
そのためカード会社は常に「ショッピング枠を現金化に使われていないか」機械的な監視を続けており、換金しやすい商品券やギフト券、新幹線チケットなどの購入履歴は特に厳しくチェックされます。
自分で一度、ほんの数万円程度の金券を購入したなら「プレゼント用」などと言い訳できるかもしれませんが、商品券を使った現金化サービスを提供している業者でまとまった金額を現金に換えた場合、カード会社の追求を逃れるのは至難の業だと言えるでしょう。
つまり、そのような業者でショッピング枠を現金化した場合、かなりの確率でカード会社にばれ、カードの強制解約や残債の一括請求などのペナルティを課される恐れがあるのです。
キャッシュバック式の専門業者を選ぶ
また、仮にクレカ購入した金券類を自力で現金化したとしても、その金額や頻度が不自然であれば、それもカード会社に見つかり“カード解約”などのペナルティを課されるリスクが否めません。
「少額を1回のみサクッと現金化したい」といったケースならまだよいのですが、もしある程度まとまった現金を作りたいなら、リスクの高い金券類を使った方法ではなく、キャッシュバック式を採用したクレカ現金化業者を利用するのがおすすめです。
キャッシュバック式の現金化とは、指定された商品をクレカ決済で購入し、その購入特典としてキャッシュバックを受ける、という名目で現金を振り込んでもらう手法のこと。
文房具やアクセサリー、画像データなど「そのものにはあまり価値がない、換金性の低い商品」をやり取りに利用するため、カード会社に現金化を疑われにくく、バレるリスクが少ないというメリットがあります。
購入手続きなどは指定のオンラインショップで行いますから、どこかへ出かける必要もなくスマホひとつで即日の現金化が実現する、今主流となっている現金化方法です。
安心して使えるクレジットカード現金化業者3選
商品券や新幹線のチケットを金券ショップへ持ち込むよりも安全にクレジットカードを現金化できる「キャッシュバック式の現金化業者」。
ですが、実は各現金化業者のサイトを確認しても、どんなやり方で現金化しているのかをあらかじめ確認することはできないのです。
そこでここでは選択肢のひとつとして、これまでカード停止などのトラブル発生例がなく、信頼して依頼できるクレジットカード現金化業者を3つピックアップしてご紹介します。
ゼロスタイル
対応決済サービス |
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最大換金率 | 99.2% |
入金スピード | 最短5分 |
営業時間 | 9:00~20:00(年中無休) Web受付は24時間対応 |
住所 | 東京都杉並区高円寺南4丁目 |
16年以上の運営実績がある老舗現金化業者がゼロスタイルです。
運営開始から16年もの間、「クレーム0件」「各種手続き費用0円」「診断・見積料0円」を継続!オールゼロを実現しています。
99.2%という業界トップクラスの最大換金率で、これまで2万人近くの現金化をしてきました。
年中無休に加え、WEBでは24時間対応しているので、急に現金が必要になった際も安心です。
マイキャッシュ24
対応決済サービス |
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最大換金率 |
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入金スピード |
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営業時間 | 9:00~22:00(土日祝日営業) WEB申込みは24時間受付 |
住所 | 東京都世田谷区太子堂1-12-27 |
累計利用者数10万人突破!圧倒的な人気と信頼度を誇る現金業者がマイキャッシュ24です。
人気の理由は、初回換金率90%!2回目以降は87~88%と最短入金3分という、業界トップクラスのサービスにあります。
クレジットカードだけでなく、キャリア決済や後払いアプリの現金化も可能!
カードのショッピング枠がない場合でも他の決済方法を活用すれば、現金を手にすることできます。
あんしんクレジット
対応決済サービス | クレジットカード (VISA・JCB・MasterCard・Diners Club・アメックスなど全カードブランド) |
最大換金率 | 98%以上 |
入金スピード |
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営業時間 | 9:00~22:00 |
住所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-32-5-4階 |
あんしんクレジットは、業界最大手だからできる交換率と入金スピードが魅力です。
最大換金率は驚きの98%超え!さらに、最短3分で現金を入金してくれます。
しかも、申し込みから入金まで、専属のオペレーターが徹底サポート!
クレジットカードの現金化がはじめての方でも不安なく利用できます。
金券ショップ×クレジットカードに関するQ&A
最後に、金券ショップとクレジットカードの利用に関するよくある疑問を、Q&A形式でまとめてご紹介します。
各質問をクリックすると回答へジャンプできますので、気になる点があればぜひサクッと、その点だけでもご覧になってみてください。
金券ショップをクレジットカード現金化に使う方法は?
金券ショップでは、クレジットカード払いが利用できません。
ただし、「クレジットカードで買える商品券・ギフト券等を持ち込み、買い取ってもらう」という形なら、クレジットカードの現金化に利用することは可能です。
クレジットカード購入した商品券OKの金券ショップ
JCBギフトカードなどの商品券類は、大黒屋や甲南チケットなど街の金券ショップで買い取ってもらうことが可能です。
一方、Amazonギフト券などのデジタルギフト券は実店舗での買取が難しいため、オンラインで取引を完結するネット型の「ギフト券買取専門店」へ依頼するのがよいでしょう。
金券類をクレカで購入するのは違法?
商品券・ギフト券や新幹線チケットなどの金券類を、クレジットカードで購入する行為自体はまったく違法ではありません。
ただし、クレジットカードで買った金券類を金券ショップへ売却し、ショッピング枠の現金化に使う行為は、カード会社の利用規約に抵触します。
商品券を使ったクレジットカード現金化がバレたらどうなる?
カード会社にショッピング枠現金化の事実がバレると、カードの強制解約や、残債の一括請求などのペナルティを課される恐れがあります。
また、Amazonギフト券など商品券・ギフト券の発行元に現金化が知られた場合、利用規約によっては該当サービスのアカウント停止などの措置を取られるかもしれません。
金券ショップでのクレカ現金化がバレない方法
カード会社は不自然な購買行動を常に監視しているため、高額の商品券を一度に購入したり、複数回にわたって何度も購入したりするような行為はすぐに見咎められる恐れがあります。
金券ショップへ金券類を売却する方法での現金化をバレにくくするためには、必要最低限の商品券を1回のみ購入するような方法で行うのがよいでしょう。
もしもっとまとまった現金が必要なら、トラブル歴のない信頼できる現金化業者を利用するのもおすすめです。
まとめ:金券ショップはクレジットカード利用不可
金券ショップは街にもオンライン上にも多くありますが、そのほぼすべてでクレジットカード決済は利用できません。
「薄利多売な業態のため、カード会社へ支払う決済手数料の負担が大きい」ことや、「クレジットカード現金化に使われるリスクをできる限り少なくしたい」ことなどがその理由です。
もし金券ショップをショッピング枠の現金化に利用したいと考えていたなら、JCBギフトカードなどカード会社が発行・提携している商品券を同社のクレジットカードで購入し、それを金券ショップへ持ち込む、という方法が使えます。
ただし、換金性の高い金券類の購買はカード会社からの監視も厳しく、少しでも不審な点があると現金化を疑われるため、トラブルになるリスクも少なくありません。
まとまった現金が必要で金券ショップの利用を考えている場合、もうひとつの選択肢として「信頼できるクレジットカード現金化業者の活用」も検討してみてください。