出張や帰省、旅行などの予定ができたとき、飛行機代だけでも後払いにできたら余裕が生まれて嬉しいですよね。
そこで今回は、クレジットカードがなくても航空券を後払い予約できるおすすめのサービスをご紹介します。
「後払い非対応サイトで実質後払いにする裏ワザ」も合わせてお伝えしますので、自身の状態に合った後払いの方法が必ず見つかるはずです。
✈️【決済手段別】後払いできる飛行機予約サービスまとめ✈️
格安航空券を後払い購入できるサイト6選
クレカがなくても、飛行機のチケットを後払いで購入できるサイトには以下の6つです。
順番にご紹介していきます。
✈️後払いができる飛行機予約サイト✈️
「NAVITIME Travel(ナビタイムトラベル)」や「エアトリ」、「TRAVELIST(トラベリスト)」なら複数の格安航空券・LCCを比較しながら予約できるので、直近の最安値を探したいときに便利です。
そしてある程度日程に猶予があり、とにかく安さにこだわりたいのであれば「ジェットスター」で不定期に開催されるセールを待つのもよいでしょう。
ここから、それぞれのサイトの特徴や取り扱い航空券、具体的な後払い決済方法等について詳しくご紹介していきます。
NAVITIME Travel(ナビタイムトラベル)
取扱い航空券の種類 | 国内航空券 |
後払い決済方法 | paypay/auペイ(auキャリア決済)/d払い(ドコモキャリア決済) |
支払い期限 | 利用する決済方法の支払い期限により異なる |
後払い手数料 | 無料 |
座席指定の可否 | 可能(予約後に直接航空会社へ依頼) |
NAVITIME Travel(ナビタイムトラベル)は、大手航空会社からLCCまで、国内線14社すべての路線・フライトが予約可能です。
最安値チケットを比較したり残高の確認ができたりなど、シンプルで使いやすいことでも人気を集めています。
後払いアプリのPayPayに加え、キャリア決済のauペイ、d払いでの決済も可能です。
航空券を安く効率よく後払いで予約したい方におすすめの予約サイトです。
TRAVELIST(トラベリスト)
取扱い航空券の種類 | 国内航空券 |
後払い決済方法 | ペイディ/PayPay/クレジットカード |
支払い期限 | 利用する決済方法の支払い期限により異なる |
後払い手数料 | 無料 |
座席指定の可否 | 可能(予約後に直接航空会社へ依頼) |
TRAVELIST(トラベリスト)とは、国内の大手航空会社からLCCまで、全10社の飛行機チケットを一括で比較・予約できるサイトです。
ペイディによる後払い決済のほか、PayPay決済も選べるため、「PayPayあと払い」を設定している人ならそちらの後払いも使えます。
出発までの日数によって利用できる割引が異なりますが、もっとも特徴的なのは当日の予約が非常にお得になる「特割ワイド」という独自の制度。
遠距離など場合によっては事前予約よりもお得に利用できるケースもありますから、急な予定ができた際には一度チェックしてみるのがおすすめです。
なお、トラベリストのサイト内では海外航空券の予約も可能ですが、こちらにはペイディ決済が利用できないため注意してください。
エアトリ
取扱い航空券の種類 |
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後払い決済方法 | ペイディ/paypay/メルペイ/クレジットカード |
支払い期限 | 利用する決済方法の支払い期限により異なる |
後払い手数料 | 無料 |
座席指定の可否 | 可能 |
エアトリは、日本国内の航空会社14社の格安航空券を一括で比較できる予約サイトです。
希望日程の飛行機チケットを、フライトの2時間前まで最安値で購入できます。
新幹線や在来線のチケットにも対応しているため、うまくいけば出発から帰宅まで、すべての移動手段のチケットを後払いで手配できるかもしれませんよ。
後払い決済手段として用意されているのは、あと払いペイディ、paypay、メルペイです。
また、ペイディは「Paidyプラス」への無料アップデートが済んでいれば、分割手数料無料の「3回あと払い」も利用可能です。
ソラハピ
取扱い航空券の種類 | 国内航空券 |
後払い決済方法 | ペイディ/クレジットカード |
支払い期限 | 予約後のメールで案内 |
後払い手数料 | 無料 |
座席指定の可否 | 可能(予約後に直接航空会社へ依頼) |
ソラハピは、最安値の航空券がすぐに見つけられる予約サイトです。
使い勝手も良く、「出発地」「到着地」「出発日」を入力するだけで、最安値の航空券がカンタンに検索できます。
「とにかく安く航空券を買いたい」という方はもちろん、後払いペイエディでの決済も可能なので「急に飛行機に乗らなければならなくなった」という場合にもおすすめです。
さくらトラベル
取扱い航空券の種類 | 国内航空券 |
後払い決済方法 | ペイディ(利用限度額50,000円) |
支払い期限 | 翌月10日まで(口座振替の場合は翌月12日まで) |
後払い手数料 | 1% |
座席指定の可否 | 可能 |
さくらトラベルは国内の飛行機チケットを比較しながら予約できるサイトで、大手航空会社からLCCまで13社に対応しています。
予約は90分前まで可能なため、急な出張や帰省などにも利用できるのが嬉しいポイントですね。
採用している後払い決済手段はペイディで、5万円までのチケットに使えます。
なお、同サイトからアクセスできるホテルやツアーの予約システムは現状別サイトとなるため、後払いには対応していません。
ペイディが使えるのはさくらトラベルのサイト内で検索できる国内航空券のみとなっていますので注意してくださいね。
ジェットスター
取扱い航空券の種類 |
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後払い決済方法 | キャリア決済(ドコモ払い/auかんたん決済/ソフトバンク・ワイモバイルまとめて払い) |
支払い期限 | 取引完了日の翌月に携帯電話料金と合算で支払い |
後払い手数料 | 無料 |
座席指定の可否 | 可能(有料) |
ジェットスターはオーストラリアに本社のあるLCCで、日本国内線以外にも、アジアやオセアニア地域を中心に路線を展開しています。
公式サイトからもチケットを予約できるのですが、ここで採用されている後払い決済手段は、航空券予約では珍しいキャリア決済。
アプリのDLなど特別な手続きは一切必要なく、ドコモやau、ソフトバンクなど大手キャリアのスマホを持ってさえいれば後払い決済が可能です。
通常料金でも格安なジェットスターですが、不定期で開催されるセールや、「ClubJetstar」の加入者特典として提供されている特別価格チケットなどを利用すれば、さらにお得な料金で予約できることも。
搭乗日までに余裕がありセールの開催を待てる状況なら、定期的にチェックしてみるのがよいでしょう。
d払いを即日現金化する方法。ahamoも電話料金合算払いの対象?
飛行機代の分割払い可能なチケット販売サイト3選
ここまでペイディやキャリア決済で後払いできる予約サイトをご紹介して参りましたが、中にはそれ以外の後払い決済手段として、「トラベルローン」などによる分割払いを選べる予約サイトもあります。
金利が発生したり、利用には制限も多かったりするデメリットはありますが、一方で返済の据え置きなど通常の後払い以上に返済に猶予を持たせられるメリットも。
たまたま遠出が重なって飛行機代が高額になってしまいそうなタイミングなど、状況を見てうまく活用するのがおすすめです。
ここからは、そんな分割払いが利用できる予約サイトを3つ、概要と合わせてご紹介していきましょう。
IACEトラベル
取扱い航空券の種類 |
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申込資格 | 18歳以上(未成年者や学生は親権者の連帯保証が必要) |
利用可能額 | 3万〜200万円 |
支払方法 |
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金利 | 実質年率15.84〜18.00% |
支払日 | 指定口座から毎月27日引き落とし |
IACEトラベルは海外ツアーやクルーズツアーを得意としている旅行会社で、航空券は国内路線に限り販売しています。
オリジナルのトラベルローンが用意されていますが、3万円以上の旅行商品でしか利用できません。
このため格安航空券の購入には不向きですので、国内ツアーにしてホテルとセットにしての利用がおすすめです。
HIS
取扱い航空券の種類 |
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申込資格 | 18歳以上(高校生を除く) |
利用可能額 | 記載なし |
支払方法 |
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金利 | 【月払い】 一般金利:年9.87〜12.14%(手数料:1.65〜19.8%) 学生優遇金利:年8.98〜9.35%(手数料:1.5〜15.06%)【スキップ払い】 1ヶ月毎に0.5%を一般金利の分割手数料に加算 |
支払日 | 指定口座から毎月27日引き落とし |
大手旅行会社のHISは格安ツアーだけでなく、国内航空券と海外航空券の販売も行っています。
HISで利用きるトラベルローンは最長6ヶ月の据え置きが可能で、たとえば学生の卒業旅行で必要な飛行機チケットなどを社会人になってから支払うといった使い方ができます。
旅工房
取扱い航空券の種類 |
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申込資格 | 【一般】 18歳以上で定収入があり、電話連絡が可能な人【学生】 大学・短大・専門学校・大学院に在籍している18歳以上で、電話連絡が可能な人 |
利用可能額 | 3万円以上の旅行代金 |
支払方法 |
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金利 | 年9.87〜12.00%(手数料:1.65〜26.4%) |
支払日 | 出発月の翌月から毎月指定口座より引き落とし |
旅工房は上質なツアーやオーダーメイドの旅行を得意としている旅行会社で、ツアーだけでなく国内航空券と海外航空券の手配も行っています。
トラベルローンは最大48回までの分割払いが可能で、飛行機チケットが高くなりやすい中南米などへのフライトで特におすすめの旅行会社です。
飛行機を後払いで予約できるアプリ
取扱い航空券の種類 |
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後払い決済方法 | コンビニ支払い |
支払い期限 | 申し込み日から59日後 |
後払い手数料 | 無料 |
座席指定の可否 | ◯ |
飛行機代など旅行代金を後払いしたいなら、独自の後払いシステムを採用した「エアトリ Now(旧TRAVEL Now)」というスマホアプリを使うのもおすすめです。
エアトリ Nowでは、アプリから国内外の格安航空券やホテル、ツアー、アクティビティなどの検索・予約ができるサービスを提供しています。
航空券の検索・予約サイトであるエアトリと同じエボラブルアジアが提供する旅行予約アプリですが、その支払い方法はサイトと異なり「送られてくる支払いハガキを使ったコンビニ払い(後払い)」のみとなっています。
後払いのための審査や煩雑な手続きなどは一切不要で、スマホさえあれば誰でも利用できるのが最大の特長です。
分割払いはできないものの、支払い期限が「申し込みから2か月」と長めに設定されているため、余裕のあるタイミングでまとめて支払えば問題ありません。
App Store、もしくはGoogle Playから無料でダウンロードできますので、後払いアプリ「ペイディ」やキャリア決済が使えない方はぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。
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後払い非対応でも飛行機代を翌月払いにできる裏ワザ
ペイディやトラベルローンのような後払い決済に対応した予約サイトを利用すれば、支払いを先延ばしにしながら航空券を手配できます。
しかし、実は後払い決済に対応していない航空会社やサービスを利用する際にも、後払いで飛行機に乗れる裏ワザが存在するのです。
ここからは、クレジットカードを持っていなくてもクレジットカード決済が可能になったり、後払いで現金を用意できたりする方法を4つご紹介します。
✈️クレカなし!航空券後払い裏技✈️
バンドルカードの「ポチっとチャージ」を利用
バンドルカードとは、全国のVisa加盟店でクレジットカードのように使えるバーチャルカードアプリです。
登録するとスマホ上でカード番号が発行され、それを各予約サイトでクレジットカード番号として入力することにより、クレカ決済が行えるようになります。
このバンドルカードは事前にチャージした残高から支払いを行うプリペイド式ですが、そのとき「ポチっとチャージ」という後払い決済方法を選択すれば、支払いは翌月に回しながら残高をチャージすることが可能。
つまりクレジットカードを持っていなくても、バンドルカードをクレカの代わりにして航空券が後払い購入できるのです。
使い始めはポチっとチャージできる上限額が低めに設定されているものの、使い続けて信用を重ねることによって随時その金額はアップしていきます。
もし出発日がまだ先の旅行予定があるなら、まずはバンドルカードアプリをダウンロードし、今からコツコツと利用実績を積み上げておくのがおすすめです。
バンドルカードを即日現金化!安全&高換金率な優良店まとめ
メルペイスマート払いで株主優待券を購入
「メルカリに出品されている航空会社の株主優待券をメルペイで購入し、その優待券で航空券を買う」という方法でも、実質的に飛行機代の後払いが可能です。
株式会社メルカリが提供する「メルペイ」というQR決済サービスには、「メルペイスマート払い」という翌月払いの決済手段が用意されています。
まずはメルカリアプリからメルペイスマート払いの設定を有効にしたうえで、JALやANAの株主優待券が出品されていないかチェックしてみましょう。
ただし、株主優待券が使えるのは飛行機代の半額分のみである点には注意してください。
チケット代の半額は前払いしなければならないため、総額によっては後払いのメリットが薄れてしまうかもしれません。
また、メルカリスマート払いの上限額は自分で設定できますが、審査によってはその上限が自動で引き下げられるケースも。
その場合、バンドルカードと同じく継続利用によって信用を積み上げる必要がありますので、突然の旅行時に慌てないよう、早めに利用を開始しておくのがよいでしょう。
即日でメルペイを現金化する方法!スマート払いは現金化可能?
「後払い現金化業者」を利用
後払い現金化業者を使って、航空券の支払いに使える現金を今すぐ用意するという方法もあります。
後払い現金化業者とは、「将来的に手数料を含めた金額を支払うことによって、今すぐまとまった額の現金を用意できるサービス」を提供する組織のことです。
具体的には、1万円分のキャッシュバック特典が付いた商品を1万2千円で後払い購入し、その日のうちに1万円を振り込んでもらう…のような流れで利用します(キャッシュバック方式の場合)。
手数料分の損失が発生するため多用は厳禁ですが、「将来的には収入の見込みがあるものの、どうしても今まとまった現金を用意したい」状況などでうまく活用するのが良いでしょう。
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トラベルローンやフリーローンを活用
飛行機代の支払いに使えるトラベルローンは、旅行サイトだけでなく銀行などの金融機関で提供されているケースもあります。
そしてトラベルローンの取り扱いがなくても、その他のフリーローンや多目的ローンなど、用途を限定しないローンであれば飛行機代に充てることが可能。
カードローンなどで現金を用意するよりは低金利に設定されている商品も多いので、まずは近くの銀行の取り扱い商品を確認してみるといいでしょう。
ただしいずれの商品も利用には審査があるため、過去にクレジットカードを延滞したなど金融事故の履歴がある人は、残念ながら利用できる可能性は低くなります。
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エアトリで後払いできない?ペイディ支払いトラブルの対処法
最後に、多くの航空券予約サイトで採用されている後払い決済手段「ペイディ」において、うまく支払えないときの原因と対処法をご紹介します。
もしエアトリやトラベリストで後払いできないトラブルが発生したら、以下の2項目をまず確認してみてください。
「決済が承認されませんでした」のエラーが出る
支払い手続き中、ペイディ側の画面で「決済が承認されませんでした」というエラーが表示されたら、利用上限額の超過や審査落ちなどの理由により、ペイディがそれ以上利用できない状態になっていると考えられます。
- ペイディの利用限度額内に収まる航空券に変更する
- ペイディで未払いとなっている利用料金を支払う
- ペイディの利用実績を作って限度額を上げる
などの対策をとってからあらためて手続きすれば、決済を完了できる可能性は上がるでしょう。
ただし、クレジットカードやスマホ代、カードローンなどその他の金融サービスで5年以内に延滞などの事故を起こしている場合は、そもそも審査に通らずペイディが利用できないこともあります。
認証コードが届かない
支払い手続き中、ペイディから送信される認証コードが届かない場合、スマホの設定により国際SMSが拒否されている可能性があります。
ペイディの認証コードは国際SMSを利用して送られるため、迷惑メール防止機能などで国際SMSがブロックされていないかどうかをまず確認してみましょう。
各キャリアでの主な設定方法は以下のとおりです。
【docomo】
「My docomo」から「SMS拒否設定」を選択し、「国際SMS拒否」を無効にする
【au】
本文に「解除」と記入したSMSを「090-4444-0017」宛に送信
【ソフトバンク】
「My SoftBank」から「メール設定→迷惑メール対策→詳細設定をみる→SMS」の順に選択し、「海外電話番号メールの拒否」を「利用しない」に設定する
まとめ:飛行機チケットは後払い購入可
まとまったお金が必要になる飛行機代は、クレジットカード以外の後払い決済に対応した予約サイト・アプリも多くあります。
ペイディやキャリア決済、トラベルローンなどその手段はサービスによって異なるため、無理なく支払えるタイミングや金利・手数料などを考慮して選択するのがよいでしょう。
中には「エアトリ Now」など審査がいらない後払い予約アプリもありますから、過去に延滞などがあり金融ブラックになっている人も諦めずに試してみてくださいね。
そしてもし使いたいサービスや航空会社が後払い決済に対応していなくても、バンドルカードやPayPay、メルペイなど各決済サービスが用意している後払い方法をうまく使えば、支払いを先延ばしにしながら航空券を予約することは可能です。
自分に合った後払い決済で余裕を持って旅行を楽しみましょう!