「クレジットカードは持っているけど、今すぐ現金がほしい!」
そんな時に使える方法の一つが、カードで商品を買って返品を行うこと。
ここでは本当に現金で返ってくるのか、デメリットはないのかなど、気になるポイントについて詳しく解説していきます。
「今すぐ現金が必要なのに、あるのはクレジットカードだけ」
そんなとき、「クレジットカードで買い物して返品すれば、現金で返金してもらえるのでは?」
こんな方法を思いつく方もいるかもしれません。
しかし、実は普通にクレジットカードで買い物してそれを返品しても、現金が手に入る確率はほぼゼロだと言えるのです。
ここでは返品によって現金を手に入れるための裏ワザ的方法と、それを実行する際の注意点について具体的にご紹介しいてきます。
返品によるクレジットカードの現金化は原則NG
残念ながら、クレジットカードで決済した商品をそのまま返品しても、購入代金を現金で戻してもらえることは基本的にありません。
たとえ「現金で返金して欲しい」、「口座に振り込んで欲しい」などの希望を伝えたとしても、クレカで買った商品の返金はクレカ上で行われるのが原則です。
なぜなら、クレジットカードでの決済時に、お店側はクレジットカード会社へ手数料を支払っているから。
商品が返品され実際には取引が成立していないのに、クレジットカードの決済をキャンセルせずに現金で返金してしまったら、お店は手数料だけを無駄に支払い、損することになりますよね。
この損失を避けるために、クレジットカードで購入した商品が返品されたときは、現金ではなくカード上の処理で返金を行う、というルールになっているお店がほとんどなのです。
しかし、このルールはあくまでお店側が定めるもののため、実はお店によっては例外も存在します。
クレジットカードで購入した商品の返品を現金で行ってもらえるケースはゼロではないため、ここではそんな例外も考慮した手段を「裏ワザ」としてご紹介していきましょう。
返品でクレジットカード現金化する2つの裏技
現在、商品の返品でクレジットカードを現金化できる可能性のある方法には、主に以下の2つが存在します。
早速、それぞれのメリット・デメリットにも触れながら、具体的な実行手順を詳しくご紹介していきましょう。
1:ドン・キホーテでクレカ購入して返品
はじめに「クレジットカードで購入した商品でも現金での返品に応じてもらえる例外的なお店がある」と述べましたが、そのひとつが、日本全国にある総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」です。
ドン・キホーテでは、たとえクレジットカードを使って購入された商品でも、“ある条件”を満たした返品時には現金で返金される仕組みになっています。
もちろん手数料などは引かれず商品代金が全額そのまま返ってくるため、換金率としては100%。成功すれば、もっとも効率的なクレジットカード現金化手段だと言えるでしょう。
そのドン・キホーテで現金での返品を実現する“ある条件”とは、「クレジットカードで決済後、3日以上経過してから返品する」ことです。
クレジットカード会社による引き落としがまだ完了していない状態で返品を行うと、ただの“決済取り消し”で返品処理が済んでしまうためです。
ドン・キホーテで現金を返金してもらいたいなら、クレジットカード会社での引き落とし処理が完了するまで、3日以上待ってから返品を依頼しに行くようにしましょう。
ただし、この方法はお店側の対応によるため、必ず現金での返金に成功するわけではないという点は念頭に置いておく必要があります。
また、レシートを紛失した、もしくは香水などの返品不可商品を購入していたなどの場合には返品自体を受け付けてもらえないので注意してくださいね。
2:電子マネーで支払った商品を返品
近年導入する店舗が増えている、SuicaやiD、nanacoなどの電子マネー決済。
実はこの電子マネーで購入した商品、返品されたときには「現金で返金」することがマニュアル化されているお店も多く存在するのをご存知でしょうか。
特にコンビニなど、不慣れなアルバイト店員でも作業できるよう業務が極力簡素化されているような店舗では、手続きが煩雑な「電子マネーでの返金」ではなく、「現金での返金」が一般的になっています。
つまりモバイルSuicaなどクレジットカードでチャージできる電子マネーを利用し商品を購入、その後返品を依頼すれば、実質クレジットカードの現金化に利用できるというわけですね。
1で紹介したドン・キホーテの返品同様、返金時に発生する手数料などはゼロ。レシートの残っている返品可能商品であれば、100%の換金率で現金を手にすることができます。
一度電子マネーに換えるという手間は発生するものの、クレジットカードで買った商品を直接返品するよりは現金を手に入れられる可能性が高い裏ワザとして、選択肢のひとつになり得るでしょう。
また電子マネー以外に、PayPayなど「クレカチャージの手段があるコード決済アプリ」も、同じ方法で現金化へ利用することが可能です。
ただしこの裏ワザも、お店によってはそのまま電子マネーでの返金となり、必ず現金にできるとは限らない点は注意すべきポイントとして覚えておきましょう。
ユニクロの返金は口座振り込み?購入場所別の返品条件
そしてもうひとつ、番外編としてお伝えしたいのが、世界的に有名なアパレルショップ「ユニクロ(UNIQLO)」を利用したクレジットカード現金化の裏ワザ。
実は、ユニクロでも購入方法によっては現金で返金してもらうことが可能なんです!
そこでここからは、購入場所や購入方法による返金形式の違いを分かりやすく解説していきます。
購入場所別!ユニクロ(UNIQLO)の返金方法一覧
店舗で購入した場合
はじめに、ユニクロの実店舗へ直接赴き、そこで商品をクレジットカードや電子マネーで購入した場合。
このケースでは、基本的に「決済方法と同じ手段で返金する」と定められています。
クレジットカードで買った商品はクレジットカード上で、PayPayで買った商品はPayPayで返金処理されるということですね。
残念ながら、店舗での購入・返品ではクレジットカードの現金化は難しいと覚えておきましょう。
ちなみに、クレジットカードやデビットカードの場合、もし返品のタイミングが締め日を過ぎていれば購入した金額は一度引き落とされます。
引かれた分は後日あらためてカードの引き落とし口座へ入金されるものの、一度は購入分を支払う必要が出てくるので注意してください。
オンラインショップで購入した場合
画像引用元:ユニクロ「オンラインストア購入商品の返金方法」
そしてユニクロのオンラインストアで購入した場合は、決済方法ごとに返金手順が異なります。
- クレジットカード・デビットカード・UNIQLO Pay(クレカ払い)
→カード会社に返金 - PayPay
→PayPay残高に返金 - 後払い・代金引換・UNIQLO Pay(銀行口座払い)・ギフトカード
→金融機関に返金
クレジットカードやPayPayで支払った分はそのまま同じ方法で返金されますが、代金引換やユニクロのギフトカードを利用した場合には、指定した銀行口座へ直接返金してもらうことになるのです。
代金引換や銀行口座払いなど、元々現金で支払っているケースでは意味がないものの、余ったユニクロギフトカードを返金する手段としては使える可能性がある…ということですね。
店舗で購入した場合と同様クレジットカードの現金化には利用できませんが、いざというときのために一応覚えておきたいルールかもしれません。
ただし、銀行口座への返金は、返品を申し込んでから1週間程度を要すると案内されています。
もしどうしても早急にギフトカードを現金化する必要があるなら、換金率は下がるものの、ギフト券の買取専門店等へ売却して現金に換えることも検討したほうがよいでしょう。
オンラインショップで注文、店舗で支払いの場合
最後にご紹介するのは、ネットで注文し、代金の支払いをリアル店舗で行ったというケースです。
正式には「ユニクロ店舗レジ支払い」という支払い方法で、たとえばユニクロへ訪れているときに、店頭になかったカラーやサイズなども、その場で注文と支払いを完了できる…といった利用メリットがあります。
実はユニクロでは、この支払い方法を選択した場合にのみ、クレジットカードで払った商品代金を現金で返金してもらうことが可能なのです。
具体的には以下の手順を踏めば、ユニクロへの返品でクレジットカードの現金化が実現します。
- オンラインストアで、現金化したい金額分の商品を「ユニクロ店舗レジ支払い」で注文
- 1時間以内にユニクロ店舗へ訪れ、代金をクレジットカードで支払い
- 商品が自宅へ到着次第、その商品と購入時のレシートを持って店舗へ返品手続きに行く
ただし購入後30日間を過ぎた商品や、ニオイ・異物が付着した商品、過度な返品・交換を繰り返しているケースなどでは返品そのものを断られる恐れもありますので、返品・交換の条件はしっかり確認しておくようにしてくださいね。
返品でクレジットカードの現金化は違法?
ここまで商品の返品でクレジットカードの現金化を実現する方法をご紹介してきましたが、そもそもクレカを現金化したり、その手段に「商品の返品」を使ったりすることに問題はないのでしょうか?
ここからは、返品によるクレジットカードの現金化について、知っておくべきルールとリスクを詳しくご紹介します。
やりすぎると罪に問われる恐れも
まず、クレジットカードで購入した商品を返品し、現金を受け取る行為自体は違法にはあたりません。
返金方法はあくまでもお店のルールですので、ドン・キホーテのようにお店がそのやり方を認めているなら問題になることはないという考え方ですね。
万が一お店のルールに反してスタッフが独断で現金による返金を行ってしまった場合でも、受け取った客側が不利益を被ることは一切ないためご安心ください。
ただし、現金で返金してもらえるからといって何度も繰り返し返品を要求したり、現金で返金することを無理やり強要したりする行為は業務妨害罪や強要罪などに抵触する恐れがあります。
あくまでもお店のルールに従うという前提のもと、迷惑にならない範囲内で返品をお願いするようにしましょう。
返品による現金化がバレたらどうなる?
やり方に関わらず、クレジットカードを現金化する行為自体も違法ではありませんが、知っておきたいのは「カード会社の利用規約では、ショッピング枠の現金化が禁止されている」、そして「お店側も、現金化目的の返品行為は基本的に認めていない」という2点です。
もし返品でクレジットカードを現金化しようとした行為がバレると、カード会社からはカードの強制解約や残債の一括請求などのペナルティを課され、利用したお店側からは出入り禁止や、業務妨害での警察への通報などの措置を取られる恐れがあります。
これらのリスクを最小限に抑えるためには、明らかに現金化目的とわかる頻繁な返品や、高額すぎる商品の返品などを避けるといった工夫が必要になるでしょう。
ここでご紹介した裏ワザを使うのは、「どうしてものときに1度だけ」程度にしておいたほうがよさそうです。
返品によるクレカ現金化3つの注意点
万が一バレるとカード停止や出入り禁止などのリスクがあるとはいえ、実際に100%の換金率でショッピング枠を現金化できる方法は他になかなかありません。
だからこそ、せっかくならぜひ積極的に「返品による現金化」を行いたいと思ってしまうものです。
そこでここからは、返品による現金化を行う前に特に知っておきたい注意点を、3つピックアップしてご紹介します。
デメリットもあることを把握したうえで、実行するか否か慎重に検討してみてください。
運任せの現金化方法で失敗率が高い
そもそも返品による現金化は、必ず成功するとは限らないというリスクをはらんでいます。
たとえば万が一レシートを紛失してしまうと返品自体を受け入れてもらえませんし、返品できても100%現金で返ってくるとは限りません。
さらにお店によっては「返品・交換できない商品」を別途定めているケースもあるため、うっかり該当する商品を購入してしまうと、返品できずに損失が発生する恐れすらあるのです。
たとえばドン・キホーテでは、生鮮食品やブランド品、金券等が返品不可であると明言されています。
その他、セール品やアウトレット商品は返品できない決まりになっていたり、お店によっては返品自体をまったく受け付けていなかったりすることもあるでしょう。
返品前提で商品を購入するなら、思わぬ誤算やトラブルを防ぐためにも、まずはお店のルールをきちんと確認しておくようにしてください。
迷惑行為と認識されると、何度も使えない
返品はあくまでもお店側が提供するサービスのひとつであり、本来「現金化目的の利用」は想定されていません。
「商品を売る」「返品処理を行う」という少なくとも2つの作業を、カード会社への手数料を支払ってまで無償で行うことになるため、返品による現金化はお店にとって迷惑行為でしかない…というのが実際のところです。
1回だけならやむを得ない返品と区別しづらいため受け入れてもらえるかもしれませんが、2回、3回と繰り返すうちに現金化を疑われ、出入り禁止や警察への通報などの措置を取られる恐れがあるでしょう。
たとえばドン・キホーテには複数の店舗がありますが、そのうちの1店舗でブラックリスト入りすると、内部でその情報が共有され、他の店舗まで利用できなくなるリスクもあります。
返品を使った現金化はお店にとって迷惑になると知った上で、最後の手段としてどうしても必要な場合に限り、1回のみ利用するような考え方をしてくださいね。
返金方法が変更になっている可能性も
そして将来的に、現金化目的の返品が増えればお店側が規制をかける可能性が高くなる点も考えておいたほうがよいかもしれません。
ドン・キホーテなど現金で返金してくれるルールのお店は、前述のとおりクレジットカード会社に手数料を払うことで損失が発生しています。
返品で無駄に手数料を払うことが増えると、そのようなお店が現金での返金対応を止めてしまう恐れがあるということですね。
もし継続して何度も現金化することが想定されるなら、いつ使えなくなるかわからない返品を使った方法よりも、多少手数料はかかるものの安心・確実な「クレジットカード現金化サービス」を利用するほうが低リスクでおすすめです。
返品より確実!クレジットカード現金化は業者の利用も検討を
いざまとまった現金が必要になったとき、クレカのショッピング枠を現金化する方法は実は返品以外にもたくさん存在します。
中でも、クレジットカード現金化業者を使った方法ならそれなりの高換金率で確実に現金を作れるため、失敗の恐れも大きい返品を使った方法よりも、現実的におすすめできると言えるでしょう。
ここでは最後に、その「クレカ現金化サービス」に関する詳しい解説と、安心して取引できる「おすすめの現金化業者」の情報をまとめてご紹介します。
即日で安全に現金を作れるメリットも
クレジットカード現金化業者が提供する「ショッピング枠の現金化サービス」とは、業者に指定された商品をクレカ決済で購入し、その商品を即買い取ってもらったり、商品購入特典のキャッシュバックを受けたりする形で、購入代金の7~9割ほどの現金を振り込んでもらう、というものです。
手数料が引かれるため100%の換金率というわけにはいきませんが、「オンラインで手続きが即日完結する」、「特にキャッシュバック方式であれば、カード会社に現金化の事実がバレにくい」などの大きな利用メリットがあります。
たとえばどうしても今日中にカードローンを返済しなければならない…というような場面でも、スマホさえあれば最短5分程度で、自宅から出ることもなく現金を用意できるでしょう。
返品を使った現金化のように「成功するかどうかわからない」ということがないため、より確実に現金を手に入れたい人ははじめから現金化業者を利用するのがおすすめです。
クレジットカード現金化業者おすすめ3選
ただし、クレジットカード現金化業者の中には、詐欺などを目的とした悪質な団体が存在することも事実です。
特に初めての利用だと、どのように業者を選べばよいのかもわからず不安に感じてしまいますよね。
そこで、ここでは当サイトが厳選した「確かな実績があり信頼できる現金化業者」を4社ご紹介します。
これから現金化しようと考えているなら、ぜひ参考にしてください。
ゼロスタイル
業者名 | ゼロスタイル |
即日現金化 | 可 |
換金率 | 最大99.2% |
営業時間 | 9:00~20:00 年中無休 WEB申込みは24時間対応 |
土日振込 | 可 |
決済方法 | クレジットカード |
公式サイト | https://zero-style.org/ |
ゼロスタイルは、クレジットカードの現金化を専門に行う老舗の優良業者です。
最大換金率99.2%という業界随一の充実したサービスで、圧倒的な人気を誇っています。
各種手続きや見積もり料は0円なので、気軽な問合せが可能です。
年中無休で土日祝の振込みにも対応しているので、緊急時にも強い味方になってくれます。
マイキャッシュ24
業者名 | マイキャッシュ24 |
即日現金化 | 可 |
換金率 |
|
営業時間 | 9:00~22:00 |
土日振込 | 可 |
決済方法 |
|
公式サイト | https://mycash24.jp/ |
マイキャッシュ24は、業界トップクラス初回90%の高換金率で現金化してくれる業者です。
クレジットカードの現金化はもちろん、後払いアプリやキャリア決済の換金にも対応してくれます。
9時から22時まで営業しているので、仕事前や仕事終わりの利用も可能です。
バンクレジット
業者名 | バンクレジット |
---|---|
即日現金化 | 可 |
換金率 |
|
営業時間 | 9:00~22:00 |
土日振込 | 可 |
決済方法 |
|
バンクレジットは、換金率と入金スピードに定評のある現金化専門業者です。
運営開始以来、カード事故やトラブルなどは一切なし!初めての方でも安心して利用できます。
年末年始を除いた土日祝日も営業しているので、急に現金化が必要になったときにも安心です。
今すぐバンクレジットで現金化する!
まとめ:クレカの現金化は業者の利用が◎
返品を利用したクレジットカードの現金化は、現金での返金が期待できるドン・キホーテを利用したり、コンビニなどで電子マネーを利用したりすることで、実現できる可能性があります。
ただし、いずれも店側の対応によっては現金以外での返金がなされる、そもそも返品自体を受け付けてもらえないなどの状況へ陥るリスクがゼロではありません。
最悪の場合、現金での返品を強要する行為が業務妨害とみなされて、警察へ通報されるなどのトラブルへ発展する恐れも。
もし確実にまとまった現金を用意する必要があるなら、不確実な返品ではなく「クレジットカードの現金化業者」を利用することも検討してみましょう。
返品による現金化は100%の換金率が期待できる夢のような方法に思えますが、店側に生じる負担などを考慮すると、決して手放しでおすすめできるやり方ではありません。
今すぐ現金が必要な緊急事態の救済策として、試しに一度だけやってみる…程度の考え方でいるのがよさそうです。