SNSなどで「お金をあげます」と募集している人がいると聞いて、「自分にもくれる人を探したい!」と思っていませんか?
でも「本当にもらえるのかな」「何か危険な目に遭うんじゃ…」と不安もありますよね。
そこでこのページでは、お金をくれる人を探す方法5選とそれに頼るのが危険な理由、自分でお金を用意する方法などたっぷりとご紹介していきます。
お金がなくて生活に困っている人の役に立つ情報が満載ですので、最後までご覧くださいね。
お金をくれる・支援してくれる人を探す方法5選!
お金をくれる・支援してくれる人を探す方法として、次の5つがあります。
それぞれどのようにして探せばいいのか、メリットやデメリットなどについて詳しく解説していきますね。
①SNS
まず、お金をくれる・支援してくれる人を探す方法としてSNSを使うという手があります。
著名人が「100万円をあげます」などという企画をTwitterで行なっていて、話題になりましたよね。
現在では「現金配布」などのキーワードで検索すると、現金の画像と共に応募条件と期限が書かれているものがいくつも見つかります。
ほとんどの場合、アカウントのフォローとツイートのいいね&リツイートで応募OKです。
これらの人は、自分の知名度を上げたい、お金が余っているので助けたいなどの理由でお金を配っているようです。
金額が多かったり毎日抽選を行っていたりするアカウントは、フォロワーも多く競争率が高いですが、信用できそうなら試してみてもいいかもしれません。
ただし、中には個人情報を集める目的で募集していることもあるようです。
口座と名義以外の情報を引き出そうとしてきた場合は、騙されている可能性があるので注意しましょう。
②掲示板
どうしてもお金が足りなくて困っている人のために、「お金支援掲示板」というものがあります。
困っている人・支援したい人のどちらも書き込むことができるので、自分の口座番号を書いておくことでもしかしたら誰かが支援してくれるかもしれないというものです。
単に情報を書くだけでなく、いくら欲しいのか、なぜ困っているのかなど具体的に書きこむほうが支援を受ける可能性は上がるでしょう。
ただし、掲示板に個人情報を書いてしまうと、悪用されてしまう可能性がとても高いので、絶対に書かないようにしてくださいね。
逆に「困っている人は連絡をください」と書かれている場合もあります。
こちらは本当に信頼できる人なのかが見分けにくいので、関わらないほうが無難です。
詐欺師にとってはお金に困っている人を簡単に見つけられる場所なので、目を付けられないように気を付けましょう。
③クラウドファンディング
何か目的があってお金を集めたい場合は、個人でクラウドファンディングを利用するという手段もあります。
クラウドファンディングは、事業展開などのための資金をインターネット上で募集するものです。
資金を集めるためには、集まったお金で何がしたいのかを明確にして、共感を得られるプロジェクトを立てなければなりません。
当然ですが「使い過ぎてお金がない」だけではNGで、クラファンサイトの審査に通るようなしっかりとした計画が必要ですよ。
審査に通ってサイトに掲載されたら「このようなサービスを展開して人の役に立ちたい」など、思わず投資家が援助したくなるようアピールしましょう。
集める金額設定も重要ですし、SNSなどでの積極的なアピールもカギとなります。
資金集め後の経過報告や、投資してくれた人へのリターンも忘れずに計画を立てた上で、クラファンサイトに登録してみるといいですね。
クラウドファンディング – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
④パパ活アプリ・サイト
女性がお金をくれる人を探したいなら、パパ活アプリ・サイトを利用するという手もあります。
「パパ活」とは、経済的に余裕のある男性とデートや食事などで一緒に過ごすことで、お金を援助してもらう方法のことです。
「援助交際」のような肉体関係を持つことを前提としたものではなく、あくまでも「デート」だとされています。
金額は交渉次第ですが、例として食事のみなら1万円、デートで2万円、1カ月に会う回数が決まっている「固定パパ」だと1カ月10万円といったところです。
また「1回3万円」など、より多くお金をもらうために体の関係を持っていることも多いようです。
ただし、パパ活では「睡眠薬で眠らされ、レイプされたあげくお金を奪われる」という事件も発生しています。
パパ活アプリは本人確認が必要なものが多いので、信頼できるもの・信頼できる男性を慎重に選ぶことが大切です。
⑤ソーシャルカンパ
困っている人がカンパを募ることができる「ソーシャルカンパ」もお金をくれる人を探せる手段です。
「Kampa!」というサービスが有名で、手数料なしで15円からカンパできる画期的なシステムです。
Kampa!では、お金がそのままもらえるわけではなく、Amazonで欲しいものを登録しておくことで購入するためのAmazonギフトコードを支援してもらえます。
何のためにその商品が欲しいのか、具体的に書くことでカンパが集まりやすくなりますよ。
実際に「保護猫のエサ」「イラスト用の絵の具」「動画編集用のApple Pencil」などの購入用にカンパの募集がありました。
また、こちらも現金ではありませんがAmazonで「ほしいものリスト」を作成してSNSなどで公開することで、匿名でプレゼントしてもらえる可能性があります。
「お金があったら買いたい!」「将来の夢に必要だけど、今は買うお金がない」といったものをリストに入れておくと、誰かが援助してくれるかも!
【違法も!?】お金をくれる人に頼るのが危険な理由
お金をくれる人が見つかって楽に欲しい額が手に入るなら、頼ってみたいですよね。
でも裏には危険が隠されている場合も多く、注意が必要です。
危険な理由は次の3つです。
それぞれ、例を交えて解説していきますね。
1.闇金に手を出してしまうリスクがある
お金をくれる人に頼るのが危険な理由の1つ目は、闇金に手を出してしまうリスクがあることです。
特にSNSや掲示板で「お金を支援します」と呼び掛けている場合、闇金の可能性が高くなってしまいます。
「無償支援」「ブラックでもOK」などの書き込みもたくさんありますが、うまい話には裏があると常に警戒するようにしましょう。
Kさんは、生活費の不足からヤミ金融に借入を申し込んでしまいましたが、何度かやりとりをした後、最終的には借入をするのはやめました。
しかし、しばらくするとヤミ金融から突然連絡が来て、「借入の申込をした以上、キャンセルすることはできない。一旦借入をしてもらう必要がある。
借入の実績をつくるために5,000円を借りてもらい、数日後に2万5,000円を返済してくれ」と、押し貸しといわれる要求をしてきたのです。そして、一方的にKさんの銀行口座に580円を振り込んできました。
この580円は5,000円から契約書作成料や振込手数料を差し引いた金額とのことでした。
参照:アディーレ法律事務所【ケース1 ヤミ金融にお金を勝手に振り込まれた!】
このように、「お金をくれる人だ!」と信用していても、結局は自分がお金をむしり取られてしまうことになってしまいます。
特に上記のケース同様に闇金と関わってしまうと、抜け出すのは大変ですよ。
2.女性は性被害に遭う可能性も…
女性の場合は「お金をくれる人」と思い込んで近づいたら、性被害に遭ってしまう可能性もあります。
- お金を渡す条件として性交渉を求められる。
- 裸の写真を撮られて「返済しないとネットにさらす」などと脅される。
「お金をもらえるなら…」と体の関係を持ってしまうと、相手の思う壺です。
もらうつもりが返せと言われる、金利を減らす・返済を待つ条件として、さらに性的な関係を迫られるなど、逃げられなくなってしまいます。
避妊をしてもらえず万が一妊娠してしまい中絶することになると、もちろんお金は出してもらえないし、あなたの体にも大きな負担がかかることになります。
女性であることを売りにできることは確かにありますが、お金がからむと非常にリスクが高いので十分注意してください。
3.虚偽のクラファンは詐欺にあたる
お金をくれる人を募集したいからと、虚偽の内容でクラウドファンディングを利用した場合、詐欺罪で逮捕される可能性があります。
過去実際に起こった事件で、死んだ愛犬を生きていると偽ってお金を騙し取ろうとしたとして飼い主の女性が逮捕されました。
1月13日、奈良県警はクラウドファンディングで支援金を騙し取ろうとした26歳の女を逮捕しました。2021年8月に死んだ愛犬が生きているように装い、治療費として10月から12月にかけて407人から184万円以上を集めたのです。犬好きには衝撃の詐欺です。
参照:INTERNETWatch【クラウドファンディングの募金詐欺に注意! 死んだ飼い犬の治療費を取り返そうとして捕まった犯人の手口】
このように、犬の治療費が欲しかった点は本当だったとしても、嘘が混じっている時点で詐欺とみなされてしまいます。
クラウドファンディングは、そもそも審査が厳しいので虚偽の内容でOKをもらうのは難しいでしょう。
最初から「人をだましてお金を恵んでもらおう」という考えは捨てて、他の方法に切り替えるようにしてください。
【おすすめ】お金をくれる人以外の金策方法3選
困っている状況は大変ですが、お金をくれる人を探さなくても自分で何とかする方法はあります。
ここでは金策方法として次の3つをご紹介します。
- クレジットカード現金化
- キャリア決済現金化
- カードローン・キャッシング
それぞれについて、詳しく解説していきますね。
クレジットカード現金化
クレジットカード現金化は、お持ちのクレジットカードのショッピング枠を専門の業者で現金化し振り込んでもらう方法です。
一般的な手順は次のようになります。
- クレジットカード現金化の業者サイトに必要な情報を入力
- 本人確認&電話などで金額を相談
- 指定された商品をクレジットカードで購入
- 自分の口座に現金が振り込まれる
クレカ現金化は、ショッピング枠を通常の買い物に使ったという履歴しか残らないので、カード会社や家族に知られることなく現金を手に入れられます。
換金率は90%程度のところが多くなっており、ショッピング枠を10万円使って約9万円が手に入るというイメージです。
スマホ一つあれば、申し込みから最短で即日現金が手に入るので、つい気軽に利用してしまいそうになりますが、返済の見込みがある時だけの利用に留めましょう。
キャリア決済現金化
キャリア決済現金化は、docomo・au・SoftBankの各携帯キャリア決済を使って商品を購入し、それを換金する方法です。
手順を見てみましょう。
- 各会社のオンラインショップでAmazonギフトやiTunesカードを購入する
- ギフト券の買取業者に買い取ってもらう
ちなみに、20歳以上でのキャリア決済の利用限度額は次の通りです。
- ドコモケータイ払いサービス:1万~10万円/月
- auかんたん決済:1万~10万円/月
- ソフトバンクまとめて支払い:10万円/月
限度額は利用状況によりますが、最大で10万円となっています。
ギフト券は初回限定で90%程度の換金率としている業者が多く、最大約9万円現金化できるということです。
ただし、携帯電話の料金が増えてしまうことになり、支払えないと携帯電話も止められることになりかねません。
どうしてもお金がない時だけの手段と考えて、安易な利用は控えるようにしたいですね。
カードローン・キャッシング
カードローン・キャッシングは金融機関やクレジットカード会社からお金を借りる方法です。
カードローンは、契約時に設定した限度額の範囲内で自由に借り入れ・返済ができるもの。
ローン専用のカードや銀行のキャッシュカードと一体型になったカードを使い、ATMなどで手軽に現金を引き出せます。
申し込みから審査完了までがスピーディで、その日のうちにお金が手に入る可能性も大きいです。
銀行系のカードローンは金利も低いのでおすすめですよ。
キャッシングはクレジットカードのキャッシング枠の範囲内で、現金を借りられるサービスです。
ショッピング枠と比較すると審査が厳しく、金額も少なくなっています。
一般的にカードローンのほうが限度額は高く、金利も低いため利用しやすいでしょう。
【もっと知りたい】安全にお金を作るための色々な方法
「お金をくれる人からもらうのはリスクが高そう…」と不安がある人のために、もっと安全にお金を用意できる方法を紹介しましょう。
クレジットカードを持っていなくて現金化できない、カードローンは借金だからちょっと気が引けるという人にもおすすめです。
3つの方法について、詳しく解説していきますね。
公的な支援制度を調べる
自分で何とかするのが苦しくなってきたら、公的な支援制度を利用することも考えましょう。
生活保護はかなり条件が厳しいですが、それ以外に自分が条件に当てはまるものがあるかもしれませんよ。
支援制度をいくつかご紹介します。
返済 | 概要 | |
生活福祉資金貸付制度 | 必要 | 低所得者・高齢者など生活に困っている人に一時金を貸し付け |
住居確保給付金 | 不要 | 再就職のために住居が必要な人に家賃を支給 |
自立支援センター | 不要 | ホームレスおよびホームレスとなるおそれのある人に住居・食事などの支援、就労支援や住宅の相談 |
生活保護 | 不要 | 最低限の生活を営むためのお金を給付 |
支援制度によって対応する窓口が異なりますが、とりあえずお住いの地域の福祉事務所に相談に行くといいでしょう。
不要な物を売る
お金をくれる人に頼らず安全にお金を用意する方法としては、不要な物を売る手もあります。
メルカリやラクマなどのフリマアプリや買取専門店で売ることで、押し入れの奥に眠っていた不用品が思わぬ値段になることも。
高値で売れやすいものとしては、次のものが挙げられます。
- ブランド品
- おもちゃ
- 本・マンガ
- ゲーム機・ソフト
- CD・DVD・ブルーレイ
- 家具・家電
また、写真を撮る・お店に持って行く際には必ずできる限りキレイな状態にしておきましょう。
ブランド品などは保証書や袋・箱を付ける、CD・DVDなどはアーティストや俳優、シリーズでまとめる、グッズを一緒に出品するなどの方法もおすすめです。
フリマアプリでどのような商品に人気があり、価格がどれくらいなのかリサーチしてみるといいですね。
生命保険の「契約者貸付」を利用する
生命保険に加入しているなら、生命保険の「契約者貸付制度」を利用するという手もあります。
解約した際に「解約返戻金」が戻ってくるタイプの生命保険に加入している場合が対象です。
この解約返戻金を担保にして、保険会社がお金を融資してくれます。
借りられる金額の上限は一般に解約返戻金の7~8割程度ですので、かなり高額の融資を受けられる場合もあるということです。
審査も不要なので、他のローンなどを利用できない人にも嬉しいですね。
ただし、利用できるのは契約者本人のみで、返済しないと生命保険が失効する可能性がある点に注意しましょう。
副業を探す
本業だけでは苦しいという人は、副業を探してみるといいでしょう。
最近ではスキマ時間を活用してネットでできるものも増えており、趣味感覚でお金を手に入れられる場合もあります。
いくつか例を挙げてみますね。
- WEBライター:指示された内容で記事を作成
- データ入力:パソコンにデータを入力
- アフィリエイト:ブログなどに商品を掲載
- イラスト・写真販売:販売サイトで売る、依頼を受けて描く/撮影する
- フードデリバリ―:UberEatsなど
かなり根気がいるものや、なかなか成果として表れないものもあります。
自分に合ったものでないと苦しいだけになりかねないので、いろいろ試してみるといいですね。
まとめ:「お金あげます」は危険!自力で調達する方法を
このページでは、お金をくれる人を探す方法やその危険性、他にお金を用意する方法について詳しくご紹介しました。
SNSなどで見かける「お金あげます」は危険な場合が多いです。
お金欲しさに情報を渡してしまう、手数料を振り込み続けてしまうなど、被害に遭う人も増えています。
「お金をくれる」という魅力的な言葉につられてしまうのは当然ですが、何か裏があると考えて自力でお金を調達することを考えましょう。
クレジットカード現金化やカードローンを利用する、副業を探すなど、自分に合った方法でピンチを乗り切ってくださいね!