金券ショップで商品券や株主優待券を売るとき、どうせなら高い換金率がで買い取ってもらいたいですよね。
とはいえ換金率は毎日変わるし、直接お店で確認するのもおっくう…。
そんな方のために、この記事では換金率が高い金券ショップランキングをまとめてご紹介します!
1%でも高く売るために、ぜひ気になるポイントをチェックしてみてください。
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換金率が高いのは?金券ショップおすすめランキング6選
それでは早速、気になる「買い取り額が最も高い金券ショップ」について、商品券の換金率で比較したランキングをご紹介します。
換金率に大体の相場はあるものの、その中でも高いショップと低いショップが微妙に分かれますので、できる限り損失を抑えるためには、売却先を賢く比較することが重要です。
また、金券の種類によって換金率は大きく変わるので、事前に確認しておきましょう。
換金率が一番高いのはどこ?(2024年版)
全国展開している金券ショップの中でも商品券の換金率が高いのは次の6店舗です。
換金率が高い順でご紹介いたします。
金券ショップ | 換金率 |
アクセスチケット | 98.00% |
甲南チケット | 97.70% |
チケットレンジャー | 97.70% |
チケットキャビン | 97.00% |
チケッティ | 97.00% |
大黒屋 | 94.50% |
上記にあげた換金率は、郵送買取の価格です。店頭買取の価格はそれぞれの会社によって違いますので、ご注意ください。
これらの金券ショップは店舗営業をする一方で郵送での買取も行っていますので、近くに店舗がないという方でも問題ありません。
大黒屋を除いては、換金率1%の間の中に5社がひしめきあう競争ぶりです。
百万円単位での買取でない限り、あまり大差はありませんね。
また、上記換金率は増減が激しいです。
大差がないとはいえ、利用の際は必ず直前に換金率を確認するようにしましょう。
買取価格は店舗と郵送どっちが高い?
商品券やギフトカードを金券ショップへ売却する方法には、「店頭への持ち込み」と「郵送買取」の2パターンがあります。
ショップによっては店頭買取と郵送買取で換金率に差があるケースが少なくありませんので、双方のメリット・デメリットを勘案し、そのときに最適な方法を選ぶのが大切です。
金券ショップのメリット・デメリット
まず金券ショップの店頭へ持ち込む場合、もっとも大きなメリットとなるのは取引のスピード感でしょう。
店へ訪れさえすれば基本的にその場で現金買取してもらえるため換金率が多少低くても、とにかく今すぐ現金を手に入れたい人におすすめできる手段です。
デメリットとしては直接持ち込むための手間がかかる点です。
徒歩圏内にあればよいのですが、電車などの交通手段が必要となる場合であれば、郵送買取の手数料の方が安くつく場合もあります。
郵送買取のメリット・デメリット
一方の郵送買取のメリットは、店頭持ち込みより取引に時間はかかるものの、換金率は比較的高めになる傾向があります。
もし現金化をそこまで急がず、1%でも高い換金率で売却したいと思うなら、郵送買取を選ぶようにしてください。
ただし、デメリットとして金券ショップによっては郵送買取で発生する送料などの諸手数料が利用者負担になるケースも珍しくありません。
せっかく換金率が高くても結果受け取れる金額は変わらない、ということにもなりかねないため、特に換金したい商品券が少額の場合は、利用前に請求される手数料の種類と金額も公式サイトからチェックしておくことをおすすめします。
金券ショップよりヤフオクが換金相場は高い?
ここまで商品券の売却先としておすすめの金券ショップをご紹介してきましたが、実は商品券を換金できるのは金券ショップだけではありません。
ここでは売却先の選択肢として「ヤフオク!」と「古物買取専門店」をピックアップし、それぞれ金券ショップと比較してどんな強みがあり、いくらくらいで買い取ってくれるのか、客観的な情報からわかりやすく比較していきます。
ヤフオクは売り方次第で高換金率に
ヤフオク!とは、元々「Yahoo!オークション」という名前で提供されていた、ネットオークションの最大手とも言えるサービスです。
金券ショップとのもっとも大きな違いは「ある程度自分で売価を設定できる」という点で、売り方次第ではかなりの高換金率が期待できるメリットがあります。
具体的な商品や時期によっても変動しますが、金券類を出品する場合の換金率相場は最大で99%程度と、かなりの水準が見込めるでしょう。
ただし、一方でヤフオク!には「個人間取引のため、トラブルが起きやすい」というデメリットもあります。
出品から発送まで自分で行う必要がありただでさえ手間がかかりますから、トラブルなどのユーザー対応まで求められることになれば、その作業コストのほうが大きくなってしまうかもしれません。
合わせて、落札時の手数料加算なども見逃しがちですので注意してください。
店舗型なら古物の買取専門店
古物の買取専門店とは、金券に限らず、切手や楽器、お酒、おもちゃなど、需要のあるアイテムを広く買い取ってもらえる業者を指します。
BUYSELL(バイセル)や買取プレミアム、福ちゃんなどが有名ですね。
買取専門店での商品券類の換金率は店舗や商品によって大きく異なるものの、大体「90~96%程度」で、普通の商品券であれば金券ショップよりも若干安くなる傾向があります。
一方、珍しい絵柄などプレミアが付いた商品券や、大量の商品券をまとめて売却する場合などには、その価値が上乗せされ、金券ショップよりも高く買い取ってもらえるケースが多いようです。
金券ショップではあまり見かけない出張買取を行っているお店も多くありますので、珍しい金券類を大量に手間なく売りたい場合などでは、金券ショップやネットオークションではなく、買取専門店へ一括して売却するのがお得、かつ楽かもしれません。
メルカリなどフリマアプリでは商品券を出品できない
その他、商品券の売却先には各フリマアプリも候補として思いつくかもしれません。
しかし残念ながら、メルカリやPayPayフリマ、ラクマなどでは、商品券を含む金券類は規約上販売できないので注意してください。
もし仮にジャンルや品名を詐称し無理やり出品しても、見つかり次第すぐに出品が取り消され、アカウントの凍結や強制退会などのペナルティを課される恐れがあります。
商品券は、ルールの範囲内で正しく換金するようにしましょう。
金券ショップの買取価格の目安を商品券別に紹介
では、手持ちの商品券は、具体的にいくらくらいで売れるものなのでしょうか?
金券ショップでの換金率はその商品券の需要や供給量によって変動するため、一口に「商品券」と言っても、種類ごとに実際の買取価格はさまざまです。
主な商品券・ギフトカードの換金率と買取価格は、以下がおおまかな目安になります。
商品券の種類 | 換金率の目安 | 額面1,000円の買取価格例 |
全国百貨店商品券 | 97~98% | 970円 |
JCBギフトカード | 96~98% | 960円 |
ルミネ商品券 | 90~95% | 900円 |
旅行券(近畿日本ツーリスト) | 96%前後 | 960円 |
金券によって換金率に大きく差が出ていることがわかります。
換金率に差がある理由、それは【利用用途、利用者の多さ】です。
使える対象が多く、汎用性の高い商品券ほど、より高い金額で買い取ってもらえる傾向にあると言えるでしょう。
金券ショップで買い取り額を上げる方法4選
せっかく手間をかけて商品券を換金するなら、少しでも高く買い取ってもらいたいものですよね。
金券ショップで商品券の買取価格を上げるコツには、たとえば以下のようなものがあります。
ここからはそれぞれの方法について、具体的な理由と気を付けるべきポイントをご紹介していきましょう。
ひとつの金券ショップで即決しない
金券ショップでの買取価格を上げるためにまず必要なのが、「複数の店舗で相見積もりを取る」ということです。
商品券には大まかな買取相場が存在するものの、実際の換金率はショップによって大きく異なります。
合わせてかかる手数料などにも違いが表れるため、具体的にどこで換金するのがもっとも多くの現金を手元に残せるのか、必ずいくつかのショップを比較してから利用する店舗を決めましょう。
また、場合によっては「他店では〇円だった」と伝えることでその値段以上で買い取ってくれたりと、他の店舗と比較した価格交渉ができる可能性があるのも、相見積もりを取るメリットのひとつです。
商品券を小出しにしない
商品券などの金券類は、一度にまとめて買い取ってもらうことでも換金率を若干上げられます。
たとえば1,000円分の商品券を1枚だけ売る場合と、1,000円分の商品券を50枚まとめて5万円分として売る場合では、2~3%ほど換金率をアップできる可能性があるでしょう。
そもそも商品券は、1,000円券よりも5,000円券、5,000円券よりも1万円券のように、その額面が高いほど換金率もアップしやすいものです。
まとまった金額で売れば売るほど買取効率は上がりますので、手元に使わない商品券が複数あるなら、ぜひ一度に同じショップで買い取ってもらうようにしてください。
できる限り綺麗に保管する
金券ショップは、買い取った商品券を必要としている人へ販売する役割も担っています。
つまり、売りやすいかそうではないか、商品券そのものの状態によっても、買い取り額は若干変化するということです。
もし売る予定の商品券があるならできる限り劣化が少なくなるよう保管するのはもちろん、手元にある商品券が古くなったり、デザインが新しいものに代わったりしている場合は、発行元に問い合わせて可能なら交換してもらうとよいでしょう。
たとえばJCBギフトカードであれば、“JCBギフトカードデスク”に電話し相談すると、破損がひどいものは送料のみの負担で新しいものへ交換してもらえる可能性があります。
需要が高まるタイミングを狙う
商品券などの金券類は時期によっても買取相場が前後するため、より高く売れるタイミングで売却することも大切です。
特にわかりやすいのが旅行券や新幹線など交通機関のチケットで、これらは連休前などの旅行シーズン・帰省シーズンに需要が高まるので、より高く買い取ってもらえる傾向があります。
また、お歳暮やお中元などの時期には、デパートや百貨店で使える「全国百貨店共通商品券」などの買い取り額が若干アップする可能性も。
売りたい商品券の需要のピークがどこにあるのかを用途などから想像し、その少し前の時期に買取依頼を出すのが、少しでも高く買い取ってもらうためには重要な工夫だと言えるでしょう。
デジタルギフトはネット型の買取専門店へ
もし売りたい商品券が「Amazonギフト券」や「Apple Gift Card」などのデジタルギフト券なら、店舗型の金券ショップではなく、オンラインでやり取りできる「ネット型のギフト券買取専門店」へ売却するのがおすすめです。
デジタルギフト券は使用済みかどうかの判断が店舗側で行えず、買取に際してリスクが大きいため、金券ショップではそもそも買取を断られるか、買い取ってもらえても換金率は低くなる傾向にある、というのがその理由。
店舗を持たないネット型のギフト券買取専門店では、売却した人の氏名や連絡先などを聞き取った上で買取を行うため、万が一の際のリスクを最小限に抑えられ、その分高価買取が実現する仕組みになっています。
また、家賃などが発生する店舗を持たないことから、浮いた経費を買取価格に上乗せすることもできるのです。
ニーズの高いAmazonギフト券であれば、初回95%以上の高い換金率で買い取ってもらえることも珍しくありませんよ。
ただし、ネット型のギフト券買取専門店の中には怪しい違法業者が存在する恐れもありますので、できれば口コミなどで実績や安全性を事前に確認し、信頼できるとわかった上で申し込むようにするのがよいでしょう。
ネット型のギフト券買取専門店については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
金券ショップでのチケット買取に関するよくある質問
ここまで、金券ショップへ商品券を売却することを前提に、換金率や高価買取のコツをお伝えしてまいりました。
しかし、そもそも金券ショップへ商品券などの金券類を売ることに、法律的な問題はないのでしょうか?
最後に、金券ショップへ商品券を売ることの違法性や、バレるとどうなるのか、それ以前に商品券を売ったことはバレるのかどうかなど、よくある疑問にお答えします。
商品券の換金・転売は違法?
結論から言うと、商品券を金券ショップで換金したり、転売したりする行為自体に違法性はありません。
単純に商品券を売ったからと言って、逮捕されたり、罪に問われたりすることはないため安心してください。
ただし商品券ではなく、コンサートチケットなどを元値以上の価格で営利目的に転売することは、各地域が定める迷惑防止条例に抵触する恐れがありますので注意しましょう。
また、JCBギフトカードなどの商品券を売る際にも、たとえば短期間に大量に仕入れ・売却を繰り返すなど「一般的な不用品売却の範疇を超える」と判断されるようなやり方を取った場合は、バレると中古品転売などのルールを定めた“古物営業法違反”として取り締まりを受けるリスクがあります。
ギフトカードは換金すると相手にバレる?
イベントなどでもらった商品券を金券ショップで換金しても、その事実が贈呈した側にバレることはまずありません。
基本的に、商品券は人へ渡った後、そもそも使われたかどうかや、使われたとしたら誰がどこで使ったのか、などを後から確認する術がないためです。
そして珍しい券面の商品券が金券ショップで売られていたなど、もし仮に何らかの理由で換金したことがわかったとしても、換金自体は匿名で行えますから、誰が換金したのかまでをハッキリ突き止めることは難しいでしょう。
ただし、もし課税対象となる50万円を超える額面の商品券を貰った場合には、その額面で一時所得として税務申告が必要になる点には注意してください。
たとえもらった直後にその金額以下で換金したとしても、贈呈した側の申告などをきっかけに税務署にその事実がばれ、あとから追徴課税が必要になるリスクがあります。
金券をクレジットカードで買うことは出来る?
「金券をクレジットカードで買い、それを金券ショップで売れば現金を手に入れられるのでは?」
Yahoo!知恵袋などでもよく見られる質問ですが、実際にはお店でクレジットカードを使うことは出来ないため注意しましょう。
金券ショップでのクレジットカードの利用については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
まとめ:金券ショップの換金率は意外とピンキリ!
金券ショップにおける商品券類の換金率は、90~98%程度の大まかな相場はあるものの、選ぶショップや買い取ってもらう商品券の種類、売却タイミングなどによって意外と大きく変動します。
まずは自分の居住地などから選択肢に含められる金券ショップをいくつかピックアップし、少なくとも3社程度に相見積もりを取ってみるのがよいでしょう。
もし売れる商品券が複数あるなら、できるだけ一度にまとめて売却するのも換金率アップのためには有効です。
また、商品券を含む金券類の売却先には、ネットオークションや古物の買取専門店、ネット型のギフト券買取専門業者など、金券ショップ以外の選択肢も複数あります。
買い取ってもらいたい商品券の種類や、それぞれの売却先の特徴に合わせて、自分に合った選択ができるよう検討してみてください。