買い物などで貯まったTポイントをチャージできて、とても便利なTマネーですが、実は後払いチャージにも対応しています。
給料日前などでお金がなくてもチャージできるので、お金がなくて食事ができないという事態を回避できるのは嬉しいポイントですよね。
ただし、後払いを利用するには審査を受けなくてはいけません。
そうなると、審査落ちしないか不安になる人もいるかと思います。
そこでここでは、Tマネーの後払いサービスの内容と合わせて、審査のポイントや通らなかったときの対処方法をまとめてご紹介していきます。
Tマネーの後払いでチャージとは?5つの特徴
Tマネーはお手持ちのTカードやスマホにチャージして、電子マネーとして支払いに使えるサービスです。
チャージ方法はいくつかありますが、そのうち「後払いでチャージ」を利用することで、商品代金などの支払いを後払いにすることができます。
ここではまず、Tマネーの「後払いでチャージ」がどのようなサービスなのか、特徴をまとめてご紹介していきます。
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①3,000円~29,000円までチャージ可能
Tマネーにチャージできる金額は3,000円~29,000円で、1,000円単位でチャージ可能です。
ただし、チャージできる最高金額は3万円までに設定されていますので、たとえば17,000円チャージされている場合には、13,000円がチャージ上限となります。
チャージ状況はTマネー履歴やTマネー加盟店のレシート、モバイルTカードで確認できます。
チャージ前にそれらを使って残高をチェックして、チャージ残高が3万円を超えないように気をつけて、チャージ金額を設定してください。
ちなみに、一度チャージすると返金してもらうことはできません。
つまり一度チャージしてしまうとTマネーとして使うほかなくなるので、金額などの入力ミスには注意が必要です。
②3つの支払い方法から選べる!
「後払いでチャージ」には、下記3つの支払い方法が用意されています。
- コンビニ(支払手数料:無料)
- 銀行振込(支払手数料:金融機関により異なる)
- 口座振替(支払手数料:税込356円)
おすすめなのは支払手数料が発生しないコンビニ払いですが、お近くにコンビニが無いという場合には、最寄りの銀行から入金できる銀行振込がおすすめです。
仕事が忙しくて支払いを忘れがちという人は口座振替をご利用ください。
また、支払手数料とは別に、利用1回につき300円(税込)のシステム手数料が発生します。
支払手数料と合わせるとそれなりの金額になりますので、こまめにチャージするのではなく、残高が数百円になった段階で29,000円をチャージするといった使い方がおすすめです。
③支払いは翌月10日までOK!
Tマネーの「後払いでチャージ」は「ペイディ翌月払い(コンビニ/銀行)」を利用したサービスとなっており、支払い期限は「ペイディ翌月払い(コンビニ/銀行)」と同じ。
毎月の利用分をまとめて翌月1~3日にメールとSMSで請求があり、10日までに支払えばOKとなっています。
たとえば4月1日に購入した商品の支払いを5月10日にできるので、支払いまでに十分な時間の余裕があり、期限までにお金を用意できなかったという失敗を防ぎやすいのも「後払いでチャージ」の魅力です。
ただし月末の買い物は、すぐに支払い期限がやってくるのでご注意ください。
④チャージでTポイントが貯まる!
Tマネーの「後払いでチャージ」は、チャージ金額200円につき1ポイントのTポイントが付与されます。
1万円のチャージなら50ポイントですので、大した金額にならないと思っている人もいるようですが、支払いのほとんどをTマネーにすれば、1年でそれなりの金額になります。
貯まったTポイントはもちろんTマネーにチャージできますので、実質的には0.5%OFFで購入できているのと同じ。
またTポイントはPayPayとも連携しており、貯まったTポイントをPayPayポイントに交換することも可能です。
ただし、「後払いでチャージ」以外の方法でチャージした場合には、Tポイントが付与されませんのでご注意ください。
⑤ペイディプラスなら3回まで分割手数料無料
「後払いでチャージ」で29,000円チャージしたいけど、翌月にすべて支払うのは困難です。
そういうときには分割払いにするのがおすすめですが、その場合には分割手数料が発生します。
そこでおすすめなのが「ペイディプラス」サービスです。
「ペイディプラス」は無料アップグレードサービスで、本人確認をすることで3回払いまで分割手数料を無料にしてもらえます(※銀行振込・口座振替のみ)。
また、アップグレードをしておくことで、利用上限額の目安を確認できるようになります。
本人確認には運転免許証もしくはマイナンバーカードが必要になりますが、わずか5分の手続きでアップグレードできますので、「ペイディプラス」にアップグレードしておくのがおすすめです。
ペイディ登録3ヶ月目…
めちゃめちゃ便利で
📱ヌマってます(笑)
もっと早くから
始めれば良かった(¯―¯٥)
Tマネーも後払いチャージできる事…最近知った。
ありがとう(¯―¯٥)— ごんのすけ (@gonnnosuke46) October 24, 2021
Tマネー「後払いでチャージ」の利用手順
次に「後払いでチャージ」を利用するための手順を見ていきましょう。
申し込みからチャージまでは大きく分けて下記の3ステップに分かれます。
STEP1.「後払いでチャージ」に申し込む
まずはチャージする金額を指定する必要があります。
下記手順でチャージ金額を指定してください。
- Tサイトで「後払いでチャージする」ボタンをクリック
- Yahoo! JAPAN IDを使ってログインする
- チャージ金額を選択して「上記に同意して次へ」ボタンをクリック
- チャージ金額と規約を確認して「チャージする」ボタンをクリック
STEP2.「ペイディ」を支払い方法に登録
次に「後払いでチャージ」の支払い方法として、「ペイディ翌月払い(コンビニ/銀行)」を登録します。
こちらも手順を見ていきましょう。
- 「ペイディ翌月払い」の説明を確認し「次へ」ボタンをクリック
- メールアドレスと携帯電話番号を入力する
- 携帯電話のSMSに届いた認証コードを入力
- 追加情報を入力する
- 「登録する」をクリックして登録完了
STEP3.チャージ完了
ペイディの審査に問題がなければ、登録が完了するとチャージも完了します。
あとはチャージした残高を利用して買い物をするだけです。
TマネーはTSUTAYAだけでなく、ファミリーマートや吉野家などでも利用できますので、チャージができたら実際に使ってみましょう。
またTマネー対応店舗だけでなく、「iD」や「MasterCardコンタクトレス」が利用できる店舗の買い物にもご利用いただけます。
※「MasterCardコンタクトレス」はiPhoneのみ。
Tマネーの後払いでチャージには審査がある
Tマネーの「後払いでチャージ」を利用するためには、ペイディの審査を受けなくてはいけません。
「後払いでチャージ」のご利用には、株式会社ペイディによる所定の審査があります。審査の結果利用できない場合があります。
審査基準は公開されておらず、独自基準で審査を行っています。
クレジットカードの審査に問題なく通っている人でも審査落ちするケースがあるようですので、初回チャージは慎重に行う必要がありそうです。
審査落ちしたときの対処方法は後ほど詳しく解説していきますが、確実に審査を通したいならまずは少額チャージからスタートし、実績を積んでからチャージ金額を増やすといった使い方をするのが確実です。
いずれにしても審査基準は甘くないということを、しっかりと頭に入れておきましょう。
またペイディは個人信用情報機関のCICに加盟していますので、借入状況や過去の金融事故履歴などをチェックしている可能性もあります。
滞納を繰り返し金融ブラックになっていると、それが審査落ちの原因になることも考えられますので、該当する人はご注意ください。
Tマネーの後払いで審査に落ちた時の5つの対処法
ペイディの審査に落ちて、Tマネーの後払いができなかったときには、下記の対処方法を試してみましょう。
それぞれの対処方法について、詳しく解説していきます。
1.チャージ金額を減らしてみる
Tマネーの「後払いでチャージ」は29,000円までチャージできるとなっていますが、初めて利用する人が上限いっぱいの29,000円でチャージをしようとすると、それが原因で審査落ちする可能性があります。
審査落ちの原因を探るために、まずは3,000円のチャージを試してみましょう。
3,000円のチャージでも審査落ちしたら、原因は他にあると考えられます。
3,000円で審査に通ったら、まずはそれの支払いを完了させましょう。
未払いがない状態で今度は4,000円といった感じでチャージ金額を増やしていくのがおすすめです。
2.ペイディの未払いがある場合はすぐに支払う
ペイディはTマネー以外でもサービスを展開しており、そちらで利用している場合には個人ごとに設定された利用限度額を超えてしまっている可能性があります。
心当たりがあるなら、未払い分を解消した上でチャージしてみましょう。
もちろん滞納している場合には、それだけで審査落ちになります。
こちらもすみやかに支払ってください。
ただし、滞納期間が長い場合には信用が落ちていますので、利用限度額が下げられていたり、そもそも社内ブラックで利用不可になっていたりする可能性もあります。
3.支払い方法を「口座振替」に変えてみる
「後払いでチャージ」には3つの支払い方法があるとお伝えしましたが、コンビニ払いと銀行振込は支払いがされない可能性もありますので、審査に通りにくい傾向にあります。
これに対して口座振替の場合には、口座にお金があれば確実に引き落とされるので審査のハードルが下がります。
それほど高額なチャージでもないのに審査落ちしたなら、支払い方法を口座振替にしてみましょう。
すでにお伝えしましたように、口座振替なら支払手数料が無料というメリットもあります。
4.「ペイディプラス」に申し込んでみる
Tマネーの「後払いでチャージ」は本人確認などが必要なく、手軽に利用できるといったメリットがありますが、それゆえに審査のハードルが高くなっています。
このハードルを下げるために、ペイディアプリをダウンロードして、「ペイディプラス」にアップグレードしておきましょう。
「ペイディプラス」を利用することで、利用上限額の目安を確認できるので、チャージ金額が高額すぎて審査落ちするのを防げるようにもなります。
無料で利用できますので、審査落ちしていなくても「ペイディプラス」にアップグレードしておくのがおすすめです。
5.クレジット機能付きTカードでチャージ
上記の方法でもチャージできなかった場合には、クレジットカードを利用してTマネーをチャージしましょう。
ただしTマネーへのチャージには、クレジット機能付きTカードが必要になります。
持っていないという人は、クレジット機能付きTカードを作成してください。
クレジット機能付きTカードと連携させることで、オートチャージ機能を使えるようになるなど、Tマネーがより便利になります。
もちろん支払いは翌月払い(クレジットカードの引き落とし日)になるので、ムリなく支払えます。
結論:Tマネー後払い、チャージは少額から!
TポイントをチャージできるTマネーには「後払いでチャージ」サービスがあり、手元にお金がない場合にも後払いでチャージできます。
ただし、後払いにするにはペイディの審査を通す必要があり、人によっては後払いにするハードルが高いと感じているようです。
初めて利用する場合には、まずは3,000円でチャージしてみるのがおすすめ。
また、支払い方法を口座振替にしたり、「ペイディプラス」にアップグレードしたりするのも有効です。
他のサービスでペイディを利用して未払いがあるなら、まずはそちらの支払いをしてからご利用ください。
そこまでやっても審査に通らない場合には、個人信用情報に問題があるか、過去にペイディで滞納を繰り返したことがあるなどの理由が考えられます。
この場合には「後払いでチャージ」を利用するのは難しいので、クレジット機能付きTカードでチャージしましょう。